『リーサル・ウェポン』降板宣言のデイモン・ウェイアンズが息子の番組に出演した理由とは?

10月初め、人気アクション映画シリーズのドラマ版『リーサル・ウェポン』で、ロジャー・マータフ刑事を演じているデイモン・ウェイアンズが、年内で同作を降板するという衝撃の降板発言をしたことは既にお伝えしている通り。そんな彼が、息子デイモン・ウェイアンズ・Jr(『New Girl 〜ダサかわ女子と三銃士』)主演のシットコムにゲスト出演した。米Entertainment Weekly(以下EW)が報じた。

デイモン・Jrによれば、彼が主演を務める米CBSのシットコム『Happy Together(原題)』にデイモン父が出演したことは、Jr本人が希望したことだという。自身のエージェントから父のエージェントに交渉してもらい、その後、自分で直接父親に電話をかけたのだそうだ。「どういうわけか、視聴者は父が面白い人だと思っていて、そんな彼の姿を見たいと思っているみたいなんだ。"シットコムに出て欲しい"ってね。簡単なことだったよ」

そんな経緯で決まった今回の共演。息がぴったりの二人は、親子だからという理由だけでなく、過去にも役者として共演した経験があるからだろう。2011年にもJrが出演していたシットコム『Happy Endings(原題)』に父がゲスト出演している。

JrはEWに対し、「とても楽しかったよ。お金をもらって遊んだような感じだ。普段の生活でも僕らは常にお互いのことを笑わせようとしているからね。ベストフレンドの一人と芝居をすることはなかなか良いものだよ」と、父との共演を振り返った。

今回の『Happy Together』でも二人は"親友"という設定だが、主人公ジェイク(Jr)の元にマイク(デイモン)が訪ねてきたことで、ジェイクは二人の関係が自分の思っていたものとは違うかもしれないと気付き始めるというストーリー。

「このエピソードは二人の関係がテーマなんだ。僕のキャラクターは二人の関係が表面的なものだとは気づいていなかった。そして、一連の出来事を通して、彼は父親が大きな秘密を抱えていることを知るんだ。これは素晴らしいエピソードだよ。実際に、劇中の彼らのようにお互いに深い話をすることはなく、表面的な関係で生きている人たちはたくさんいるからね。だからこのエピソードは心を開くためのエクササイズみたいなものだね」と、デイモン・Jrは説明している。

また、これまで2作品で父デイモンと親子の役を演じてきたことに絡め、実際の父、『Happy Ending』の父、『Happy Together』の父を対象にした「父親ランキング」をつけてもらうと、「実のお父さんが一番好きだよ。次にジェイクとマイク(『Happy Together』)。最後にブラッドと...『Happy Ending』の時のお父さんの役名がわからないな。だから、3番目なんだよ。僕がお父さんの名前を思い出せないなんてね(笑)」と、やはり息子としては本当のお父さんが一番好きだと明かしてくれた。(海外ドラマNAVI)

Photo:Name
『リーサル・ウェポン』シーズン(デイモン・ウェイアンズ)
(C)Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
デイモン・ウェイアンズ・Jr (C) FAM020/FAMOUS