ベネディクト・カンバーバッチと大泉洋が初対面!『グリンチ』ワールドプレミア開催

大人気キャラクターの「ミニオン」を生み出し、『ペット』、『SING/シング』もハズれ知らずのイルミネーション・エンターテインメント。そんなイルミネーションが満を持して贈る最新の長編アニメは、偉大な絵本作家Dr.スースの名作、世界中で愛される超ひねくれもの『グリンチ』。本作のワールドプレミアが現地時間11月3日(土)にNYで行われた。米国版グリンチの声優を務める、英BBC人気ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』でお馴染みのベネディクト・カンバーバッチと、日本語吹替え版でグリンチの声を担当する俳優の大泉洋が初対面した。

全米での公開を11月9日(金)に控えた11月3日(土)、本作のワールドプレミアがNYで盛大に開催された。会場となったセントラル・パークの西側に位置するアリス・タリー・ホールには、150メートルに渡るグリーンカーペットが敷かれ、プレミア会場はグリンチ一色。欧米各国からジャーナリストが多数集まり、本作に寄せられる期待の高さを物語っていた。

"ひねくれ者"なキャラクターがぴったり? という理由で、主人公グリンチの日本語吹替えキャストに選ばれた俳優の大泉洋。以前会見の際に「"ベネディクトの声に合わせて作られた映像"に合わせて声をあてるのがものすごく大変だった」とアフレコの感想を明かしていたが、ベネディクトとの初対面を前に「実際に会ったら"Nice to meet you"で終わっちゃうかもしれないな...」と緊張した様子を見せる。

ベネディクトが会場入口に姿を現すと、大泉は「Japanese Grinch!(日本のグリンチです!)」と話しかけ、ベネディクトも「Fantastic!(素晴らしいね)」と答えた。「この役は演じるのが楽しかったんじゃないかい?」と同じグリンチを演じた者同士でその魅力を語り、固い握手を交わした。

最後にベネディクトはファンに向けて、「本作はユーモアとウィットに富んだ心温まるストーリーだけでなく、色鮮やかな映像といったイルミネーションならではの魅力が強く形作られた素晴らしい映画に仕上がっているんだ。だから小さな子どもたちや家族のみんなを含め、大勢の人々が劇場に足を運んでくれることを祈っているよ」とコメントを寄せた。その後に行われた上映会も1500人以上の来場者が詰めかけ、ワールドプレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。

ベネディクトが吹替える字幕版グリンチはもちろんのこと、イルミネーションのCEOであり本作プロデューサーも務めるクリストファー・メレダンドリがお墨付きを与えたという日本語吹替え版大泉のグリンチも両方楽しんみてはいかがだろうか。

小さい頃はあんなに可愛かったのに、大人になるまでに一体何があったのか...!? そしてグリンチのとんでもない計画はどうなるのか? 映画『グリンチ』は12月14日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『グリンチ』ワールドプレミアにて (ベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替版グリンチ役大泉洋、シンディ・ルー役横溝菜帆) ©2018 UNIVERSAL STUDIOS