LAスクリーニング2018:『デビアスなメイドたち』ロゼリン・サンチェス主演!ホテルを舞台にドロドロの展開が繰り広げられる『Grand Hotel』

『デスパレートな妻たち』のガブリエル役で大ブレイクしたエヴァ・ロンゴリア。彼女が製作総指揮を務めた『デビアスなメイドたち』で強烈なキャラクターの一人、カルメン・ルナを演じたロゼリン・サンチェスと再びタッグを組むのが、本作『Grand Hotel』だ。

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2011年からスペインで3シーズンにわたり放送された『Gran Hotel(原題)』を下敷きにしており、オリジナル版はIMDbで8.5の高評価を得ており、華やかな表舞台と、従業員の中で繰り広げられるドロドロ劇から、"スペイン版『ダウントン・アビー』"と称されるほど。アメリカ版では、多文化都市として有名なフロリダ州マイアミに舞台を移し、ラテン系の家族が経営するホテルにてメロドラマが繰り広げられる。

土砂降りの雨が降るある夜、キッチン従業員であるスタッフの一人が何者かによって殺害される。それから時は経ち、豪華なホテルではオーナー、サンティアゴの娘の結婚式が行われようとしていた。サンティアゴの新しい妻ジジはセレブな生活にどっぷりつかっているが、実の娘はそんな彼女のことをよく思っていない。しかも、ジジは亡くなったサンティアゴの妻とは親友同士だったのだ。サンティアゴの息子、ジジの子どもたちも集まるが、実はホテルの経営はうまくいっておらず、中国人に売り渡すことが決定していたのだ。そんな中、ホテルには謎の男が新人として入社する。オーナー一家に近づこうとする彼の本当の目的とは一体?

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『デスパレートな妻たち』『ジェーン・ザ・ヴァージン』『アグリー・ベティ』といったスペイン語圏のテレノベラをアメリカでリメイクしたシリーズはそのドロドロな展開にどっぷりハマってしまうのだが、本作もそんな一作として話題になることは間違いない。

そしてなんといっても、華のあるラテン系を集めたキャストは豪華そのもので、カリスマ的なホテルのオーナー、サンティアゴを演じるのは、『明日を継ぐために』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート歴のあるメキシコ代表する俳優の一人、デミアン・ビチル。その場に立っているだけで美しいロゼリンと並ぶと画面が眩しく思えたほど。エヴァとともに『デビアスなメイドたち』に製作者および脚本家として関わったブライアン・タネンが再び彼女とチームを組み、パイロット版では『エイリアス』、『ブラザーズ&シスターズ』、『THIS IS US』のケン・オリンがメガホンを執る。

製作スタジオ:ABC
放送局&放送開始日:ABCにて2019年にプレミア放送予定。
製作総指揮:エヴァ・ロンゴリア、ブライアン・タネン(『デビアスなメイドたち』)など
出演者:ロゼリン・サンチェス、アリエル・ケベル(『ヴァンパイア・ダイアリーズ』)、アン・ウィンターズ(『タイラント -独裁国家-』)、ら

※パイロット版のため、放送時にはストーリーや出演者が変更されている可能性あり。

(取材・文/編集部AKN)

Photo:『Grand Hotel』
(C) ABC Studios.