ヒュー・グラント(『ノッティングヒルの恋人』)とアンディ・マクダウェル(『恋はデジャ・ブ』)が主演し、1994年に公開されて大ヒットしたロマンティック・コメディ映画『フォー・ウェディング』。米Huluで製作される本作のドラマ版の出演者が続々と決定しているが、ダークファンタジードラマ『スリーピー・ホロウ』で主人公イカボッド・クレーンを演じた、トム・マイソンらをはじめとする新キャストが加わることがわかった。米TV Lineが報じている。
映画版と同じくドラマシリーズでも、4つの結婚式と1つの葬儀を通じて複数の友人たちの人生が交差する様子が描かれ、主人公はニューヨークで議員選挙キャンペーンの広報責任者として働くマヤ。ロンドンに住む大学の同級生から結婚式の招待状を受け取った彼女が、仕事も私生活も後回しにしてイギリスへ向かうことにしたが、政治的なスキャンダルが暴露されるわ、恋愛でイザコザが起こるわで、昔の仲間の個人的な問題に巻き込れる展開になるという。
トムはクエンティンという役を演じることが決まっているが、現時点でキャラクターの詳細は不明。同時に、復讐ドラマ『リベンジ』でアシュレイ・ダヴェンポートを演じたアシュリー・マデクウィーがジュリア役で、トミー・デューイ(『カジュアル』)がテッド役で出演することも発表された。
主役マヤを演じるのは、大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、デナーリスに仕える通訳ミッサンディを演じたナタリー・エマニュエル。そして、映画版に主演したアンディ・マクダウェルが、マヤの友人アインスリーの母親ハワード夫人役でゲストとして登場することも決定。すでにアインスリー役でレベッカ・リッテンハウス(『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)、マヤの親友クレイグ役でブランドン・マイカル・スミス(『バーニー/みんなが愛した殺人者』)、ダフィー役でジョン・レイノルズ(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)、パテル役でニケシュ・ワイルドスピードパテル(『Indian Summers(原題)』)もキャストに名を連ねている。
ドラマ版で脚本を手掛けるのは、人気コメディドラマ『ザ・オフィス』でケリーを演じ、医療恋愛コメディドラマ『The Mindy Project(原題)』でクリエイター&主演を務めたミンディ・カリングと、マット・ウォーバートン(『コミ・カレ!!』)。
今年7月には、トムが米HBO製作によるドラマ版『ウォッチメン』で主役を演じることも明らかに。イギリス出身の彼は、恋愛映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』や、ベネディクト・カンバーバッチが主演する戦争ドラマ『パレーズ・エンド』などにも出演している。
ドラマ版『フォー・ウェディング』は、2019年にHuluにて配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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トム・マイソン (C)FAM008/FAMOUS
アシュリー・マデクウィー(C)NYPW/FAMOUS