米Starzの人気犯罪サスペンスドラマ『POWER／パワー』の撮影準備中にスタッフが事故死し、撮影が中断されたことが明らかとなった。
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米Varietyによると、12月10日（月）未明にNYのブルックリンで、『POWER』の撮影スタッフとして現場で三角コーンを並べていたペドロ・ジメネズさん（63歳）が車にはねられ、直ちに最寄の病院へ搬送されたが息を引き取ったという。車を運転していた人物は救急医療隊員が駆け付けるまで現場に残っており、現在NY警察が事故について調査していると報じられている。
Starzの広報担当者が、「『POWER』のファミリーであるスタッフが亡くなったことに深い悲しみを感じています。ジメネズ氏の遺族に心からお悔やみを申し上げます。我々は、何が起きたのかきちんと解明するために働きかけています」と声明を発表。現時点では中断されたシーズン6の撮影が、いつ再開されるのかは明らかになっていない。
『POWER』は、人気ラッパーで俳優としても活動するカーティス・"50セント"・ジャクソンが出演・製作総指揮を担い、『グッド・ワイフ』などで脚本を手掛けたコートニー・ケンプ・アグボーがクリエイターを務めるシリーズ。
オマリ・ハードウィック（『DARK BLUE／潜入捜査』）、リーラ・ローレン（『LOST』）、ナトゥーリ・ノートン（『クライアント・リスト』）、ジョセフ・シコラ（『シカゴ P.D.』）、ロティミ（『バトル・クリーク 格差警察署』）らが出演している。
2017年7月には、『ウォーキング・デッド』のスタントマンがセットから転落死する事故が発生したが、このような事故が再び起きて本当に残念だ。ペドロさんの冥福を心よりお祈りしたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：『POWER／パワー』
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