DCコミックスをドラマ化したスーパーヒーロードラマ『ARROW/アロー』や『THE FLASH/フラッシュ』などのヒット作を放っている米CWが、ドラマシリーズを4作品まとめて更新したことが明らかとなった。米Varietyが報じている。
【関連記事】『ロズウェル/星の恋人たち』の現代版リメイク『Roswell, New Mexico』とは?
まず1本目は、核戦争から100年後の地球を舞台に、人類の存亡のために100人の少年少女が繰り広げるサバイバルを描く『The 100/ハンドレッド』。キャス・モーガンの同名小説シリーズをもとにし、『LOST』や『ハンガー・ゲーム』といった作品を彷彿とさせる壮大なSFサバイバル・アクションドラマだ。
本シリーズは、シーズン7へ更新。シーズン6の放送開始前に決まり、その人気の高さが伺える。出演しているのは、クラーク役のイライザ・テイラー(『スパイ・レジェンド』)、アビー役のペイジ・ターコー(『パーソン・オブ・インタレスト』)、ベラミー役のボブ・モーリー(『アンストッパブル・ハイウェイ』)、オクタヴィア役のマリー・アヴゲロプロス(『アンリミテッド』)ほか。
そして2本目は、「ロズウェル事件」にインスパイアされたSF青春ドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』のリブート版となる『Roswell, New Mexico(原題)』。今年1月より放送スタートしたシーズン1が4月23日(火)に終了したばかりだが、シーズン2に更新することが発表された。
リブート版は、故郷に戻った生物医学の研究者リズが、高校時代に想いを寄せていたマックスが実はエイリアンだと知る。そんな二人に政府の手が忍び寄るというサスペンス的な展開だ。また、リズの両親が不法滞在者だという設定で、現在アメリカで取り沙汰されている移民問題にも焦点が当てられ、オリジナルの世界観を踏襲しながら現代的な味付けもされているシリーズ。
主人公リズ役にジェニーン・メイソン(『グレイズ・アナトミー』)、マックス役にネイサン・パーソンズ(『オリジナルズ』)、マックスの双子の妹イソベルにリリー・カウルズ(『BrainDead(原題)』)がキャスティングされている。
また、NFL選手の半生に着想を得た青春スポーツドラマ『All American(原題)』と、盲目の主人公が盲導犬とともに殺人事件の真相を追う『In The Dark(原題)』の新作2本もシーズン2へと更新される。『The 100』以外の3本も日本上陸するよう期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『The 100/ハンドレッド』
(c)2015 Warner Bros.Entertainment Inc. All rights reserved.