LAスクリーニング2018:『ロズウェル/星の恋人たち』の現代版リメイク『Roswell, New Mexico』

日本でも放送され大ヒットした『ロズウェル/星の恋人たち』のリブート版『Roswell, New Mexico』。人気シリーズ『オリジナルズ』のクリエイターであるカリーナ・アドリー・マッケンジーが製作総指揮を担当する。

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リズ・オルテチョは都会での仕事を辞めて、故郷のニューメキシコ州の田舎町ロズウェルに帰って来た。この町の呼び物といえば1947年に不時着したと言われるUFOと宇宙人の"逸話"くらいのもの。リズの父は違法移民ながら一生懸命自分と妹を育ててくれ、今でも旅行者相手にUFOのテーマ・レストランを続けていた。

そんなある日、リズは高校時代に想いを寄せていたマックスに行き合う。地元保安官となり町の人々の信頼を得ているユニフォーム姿のマックスに、昔の気持ちが蘇ってくるリズ。マックスのほうも、そんなリズとの再会を嬉しく思っているようだった。

リズとマックスが急速接近していい雰囲気になっていたある夜、二人を巻き込む銃撃戦が勃発する。素性のわからない敵から猛攻撃を受けるマックスたち。流れ弾が当たり瀕死の重傷を負ってしまうリズ。時を経て再会した大切な女性が死にかけているのを見たマックスは、自らがエイリアンである素性を隠して共に住むファミリーとの掟を破り、自分の特殊能力を使ってリズを助けるのだった。

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こんなに長い間異星人であることを隠していたマックスが、素性を明かすことの危険をも顧みずに自分を救ってくれたことに大きく心を動かされるリズ。なんとしても彼の存在を外界から守ろうと決意する。

一方、マックスの姉兄であるイザベルとマイケルはマックスが掟を破ったことに対して大いに腹をたてていた。一人に素性がバレることで、家族みんなに危険が及びかねないからだ。

退屈なまでに平和に見えたロズウェルの裏側には、昔からの秘密がくすぶり続けており、UFOのカバーアップを指揮している政府秘密組織の暗い影が忍び寄っていた。

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#Roswell, New Mexico is coming soon to The CW.

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製作スタジオ:ワーナー・ブラザーズ・スタジオ
放送局&放送開始日:2019年1月15日よりThe CWにてプレミア放送
製作総指揮:カリーナ・アドリー・マッケンジー、ローレンス・ベンダー(『運命の7秒』)、ケヴィン・ケリー・ブラウン(『ロズウェル/星の恋人たち』)など
出演者:ジャニーン・メイソン(『バレエ・ガールズ ~パラダイスへようこそ~』)、タイラー・ブラックバーン(『プリティ・リトル・ライアーズ』)、ネイサン・パーソンズ(『トゥルーブラッド』)、ヘザー・ヘメンズ(『ヴァンパイア・ダイアリーズ』)ら

※パイロット版のため、放送時にはストーリーや出演者が変更されている可能性あり。

(取材・文:明美・トスト/Akemi K Tosto)

Photo:『Roswell, New Mexico』
(C) Warner Bros. Entertainment Inc.