双方ともに、アカデミー賞主演&助演女優賞にノミネートされたことがあるエイミー・アダムスとローラ・ダーンが、米HBOで多世代家族を描くベストセラー小説のドラマ版でプロデュースを手掛けることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
演技派女優のエイミーとローラがタッグを組むプロジェクトは、今年6月に出版されたクレア・ロンバルド原作による小説「The Most Fun We Ever Had」をドラマ化するシリーズだ。
半世紀にわたり多世代家族の物語を綴る原作では、結婚後50年近く経つがいまだお互いに夢中で仲良く暮らす両親の影でもがく4姉妹の姿を追う。姉妹の一人が15年前に養子に出した息子が予期せず現れたことで、姉妹の人生が思いがけない方向に進んでいく様子が語られる。
エイミーとローラは、ステイシー・オニール(『The Poisonwood Bible(原題)』)、ジェイミー・レモンズ(『ジェニーの記憶』)、アーニャ・エプスタイン(『アフェア 情事の行方』)と共同で製作総指揮を担う。エスプタインはショーランナーも兼任し、原作者のロンバルドが脚本を手掛ける予定だ。
アカデミー賞に6度もノミネートされてゴールデン・グローブ賞では2度受賞を果たし、女優として輝かしい経歴を誇るエイミーは、『アメリカン・ハッスル』『バイス』、DCスーパーヒーロー映画『マン・オブ・スティール』などの話題作に出演。最近、HBOのサスペンスドラマ『KIZU-傷-』で久しぶりにTV界にカムバックし、主演・製作総指揮をこなしていた。
一方、『ブルーベルベット』『ワイルド・アット・ハート』などに登場してデヴィッド・リンチ監督のお抱え女優としても知られるローラは、『ジュラシック・パーク』シリーズといった大作映画でも活躍。近年はHBOのドラマ『エンライテンド』で主演するだけでなくクリエイターを務め、ミステリードラマ『ビッグ・リトル・ライズ』にも出演している。
女優としてだけでなく、カメラの裏側でも活躍するエイミーとローラがタッグを組む新作ドラマに出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:エイミー・アダムス&ローラ・ダーン© ABC/Rick Rowell