大ヒットSF・ホラーシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で製作総指揮を務めるショーン・レヴィと、ジョナス・ブラザーズのリードボーカルで俳優としても活躍するニック・ジョナスが、Netflixでヤングアダルト小説のドラマ版を製作することがわかった。米Varietyが報じている。
ニックとレヴィが製作する新作ドラマ『Dash&Lily(原題)』は、レイチェル・コーン&デイヴィッド・レヴィサンのコンビが2010年に発表した人気ヤングアダルト小説「Dash&Lily"s Book of Dares」が原作。
舞台はクリスマスホリデーシーズンのNY。ドラマ版では、楽観的で明るいリリーが隠した謎解きのメモを皮肉屋で読書家のダッシュが見つけ、やがて二人はNY中のいたるところにメモを残し、交換していくうちに、思った以上に共通点が多いことを発見する。メモに書かれた夢やチャレンジ、希望を叶えていくダッシュとリリー。二人が繰り広げる目まぐるしい恋愛が描かれるロマンチックコメディだ。
原作者のコーンとレヴィサンのコンビによる小説の映像化は『キミに逢えたら!』と『ナオミとイーライのキス禁止リスト』に続いて3本目となり、いずれもNetflixで配信中。ダッシュのパートをレヴィサンが、リリーのパートをコーンが執筆しており、続編として「The Twelve Days of Dash & Lily」も出版されている。
『ウォーキング・デッド』シーズン5とシーズン6でロン役を演じたオースティン・エイブラムズがダッシュを演じ、リリー役にキャスティングされているのは、映画『オーシャンズ8』や『GOTHAM/ゴッサム』などに出演している日系女優のミドリ・フランシスだ。
その他にダンテ・ブラウン(『リーサル・ウェポン』)、トロイ・イワタ(『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』)、キアナ・マリー(『クリミナル・マインド FBI行動分析課』)、ジェームズ・サイトウ(『弁護士イーライのふしぎな日常』)、ジョディ・ロング(『弁護士イーライのふしぎな日常』)らも出演し、アジア系俳優の出演が目立っている。
ニックとレヴィは、ジョシュ・バリー(『Shadow and Bone(原題)』)と共同で製作総指揮を務め、Netflixのダークコメディドラマ『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』で脚本を担ったジョー・トラッチが、ショーランナー・脚本・製作総指揮を務める予定だ。
1話30分、全8話構成の『Dash&Lily』は2020年にNetflixで配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ニック・ジョナス© ABC/Lou Rocco