一大ブームとなった二つのドラマ、セレブな高校生の友情や恋愛模様を描いた『ゴシップガール』と青春ミステリードラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』。その出演キャストが、ある映画で共演していたことが明らかになった。しかもそのことを当の本人は気づいていなかったそうだ。米Teenvogueが報じている。
こんなちょっと信じられないようなエピソードが明らかになったのは、5月15日（金）に行われた『プリティ・リトル・ライアーズ』の出演キャストたちがオンライン上で一同に会したチャリティ・イベントでのこと。
ダミアン・ホルブルック司会によるこのトーク番組に登場した『プリティ・リトル・ライアーズ』の出演者は、アシュリー・ベンソン（ハンナ）、トローヤン・ベリサリオ（スペンサー）、ルーシー・ヘイル（アリア）、シェイ・ミッチェル（エミリー）、サーシャ・ピーターズ（アリソン）、ジャネル・パリッシュ（モナ）、イアン・ハーディング（エズラ）、タイラー・ブラックバーン（ケイレブ）そしてクリエイターのI・マーレン・キングの総勢9名。
参加者たちは口々に当時の想い出や撮影の裏話などを語り、やがて話はそれぞれがその後出演した作品に及んでいった。
シェイが『YOU －君がすべて－』で共演したペン・バッジリー（『ゴシップガール』のダン・ハンフリー役）がすごくいい人だったと述べると司会のダミアンは、「アシュリー、君も最新映画でペンと共演しているよね」とアシュリーに投げかけた。
それに対し、「ペンには会っていないの。ていうか、出ているの知らなかった！」と告白したアシュリーに、画面に映っていた元キャストたちは大笑いした。
アシュリーは続けて、「私は6人くらいと共演したのだけど、ペンとのシーンはなかったのよ。だから知らなかった。でも映画はもうできているから、秋くらいに公開されるかしら」と述べ、公開されてから確認するかもしれないとほのめかした。
アシュリーとペンが共演している『The Birthday Cake（原題）』というタイトルのこのインディ映画は、ジョバンニ（シャイロー・フェルナンデス『ぼくが旅に出た理由』）が、家族の伝統であるケーキを叔父の父親が亡くなった10年目の記念に持って行くが、その父親に何があったかを知り、すべてが変わってしまうというストーリー。他にもヴァル・キルマー（『ワイアット・アープ』）、ユアン・マクレガー（『美女と野獣』）、ロレイン・ブラッコ（『リゾーリ＆アイルズ』）らが出演しており、アシュリーはトレイシーというキャラクターを、ペンはピーノという役をそれぞれ演じている。
また、『プリティ・リトル・ライアーズ』で恋人同士を演じたアリア役のルーシーとエズラ役のイアン。『リバーデイル』のスピンオフドラマ『Katy Keene（原題）』で主演を務めるルーシーは、同作でアシスタント・ディレクターとして作品作りに携わるイアンの妹サラにふれて、「イアンより、妹さんの方が好きだわ」と笑うと、イアンは「妹と一緒に育ってないからそう言えるんだよ」とジョークで返した。
『プリティ・リトル・ライアーズ』が終わっても、お互い率直に言い合うことができる仲の良さと素顔がうかがい知れるチャリティ・イベント番組になったようだ。（海外ドラマNAVI）
Photo:『ゴシップガール』 © 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.／ 『プリティ・リトル・ライアーズ』 © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
