子どもを産める女性が自由を奪われてしまう、デストピアな世界を描く米Huluの衝撃作『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。そのシーズン4にマッケナ・グレイスが、若き妻役で出演することが明らかとなった。米Deadlineなどが報じている。
マッケナはかなり年上の司令官キーズと結婚させられるティーンエイジャーの妻を演じる。彼女は表向きは穏やかで敬虔だが、内には混乱と狂気を秘め、反抗的かつ破壊的な面を持っているというキャラクター。
シーズン4は他の作品同様に、3月半ばに新型コロナウイルスの影響により製作が中断され、最近になってカナダのトロントで撮影が再開された。同シーズンでは、主人公オブフレッドことジューン・オズボーンを演じるエリザベス・モスが監督デビューする予定。
子役として演技を始めた現在14歳のマッケンナは、『フラーハウス』のCJの娘ローズ役他、政治サスペンスドラマ『サバイバー:宿命の大統領』でキーファー・サザーランドが演じる主人公トーマス・カークマンの娘ペニーを演じ、犯罪捜査ドラマ『CSI:サイバー』ではイライジャ・ムンド捜査官の娘ミシェル役でゲスト出演。
その他、映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』では少女時代のトーニャ・ハーディング、マーベル映画『キャプテン・マーベル』では少女時代のキャロル・ダンヴァース、『ワンス・アポン・ア・タイム』の少女時代のエマ・スワン役など、メインキャラクターの子ども頃を演じることが多い。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン4は、米Huluにて2021年に配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
マッケナ・グレイスInstagramより