米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』が、シーズン6をもって終了することが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。
ファイナルとなるシーズン6は、全20話構成で2021年に放送予定。来週カナダ・バンクーバーで撮影を開始する。
2015年10月に放送開始された『スーパーガール』は、当初CWではなく米CBS作品だった。シーズン1の総視聴者数は770万人、デモ視聴率1.7(ライブ+当日後追い視聴の数字合計で)を獲得。シーズン2から放送局をCWに変え、同局の典型的な240万人/0.7デモを記録した。先シーズンであるシーズン5は、平均84万人の視聴者数と0.22のデモとなり、シーズン4から30パーセントダウンしていた。
そして、新型コロナウイルスの影響による撮影中断と視聴率の低下で、プロデューサー、スタジオ、放送局と主演のメリッサ・ブノワは、話数の多いシーズンで終了する方が良いと判断したようだ。
主人公スーパーガールことカーラ・ダンバースを演じるメリッサは、今回の報道を受けて自身のInstagramでコメントを発表した。「この象徴的なキャラクターを演じることができて光栄でした、とだけ言うのは言葉が足りないでしょう。この作品は、世界中の若い女の子に素晴らしい影響を与えましたし、それを目の当たりにしていた私としては、言葉を失うほどでしたし、謙虚にもなりました。"スーパーガール"は私にも影響を与えてくれました。彼女は私に、私自身も知らなかった強さを教えてくれました。彼女という象徴は、私たち全員がより良いものになるように後押ししてくれる存在です。彼女は私の人生を変えてくれました。このご恩は一生忘れません」
また、ファイナルエピソードに関しては、「この素晴らしい旅路の結末にワクワクしています。みなさんにお見せできる日が待ちきれません。物凄いファイナルシーズンになることを約束します」と述べた。
なおメリッサは、今年3月に第一子を妊娠したことを発表しており、シーズン6の撮影が出産時期と重なるのではないかと思われている。
『SUPERGIRL/スーパーガール』シーズン6は、CWにて2021年に放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』(c)2020 Warner Bros. Entertainment Inc. SUPERGIRL(TM) and all pre-existing characters and elements TM and (c)DC Comics.