米CWで2月に放送開始されるDCの新作ドラマ『スーパーマン&ロイス』の予告映像が公開された。だが、『THE FLASH/フラッシュ』や『レジェンド・オブ・トゥモロー』など明るいトーンで描かれる他のアローバース作品とは異なり、『スーパーマン&ロイス』はすべてがダークで、スーパーマンは失業したと紹介されている。米Entertainment Weeklyが報じた。
『スーパーマン&ロイス』は、スーパーマン/クラーク・ケント(タイラー・ホークリン)とロイス・レイン(エリザベス・トゥロック『GIRMM/グリム』)を主人公したスピンオフとなり、アローバースのクロスオーバーエピソード『クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝』の直後から物語がスタートする。
二人はティーンエイジャーの息子、ジョナサン(ジョーダン・エルサス『リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密』)とジョーダン(アレクサンダー・ガーフィン『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)を連れて、メトロポリスからカンサス州の田舎町スモールヴィルへ引っ越す。一家が新天地へ所を移した理由は、クラークとロイスがデイリー・プラネット社での仕事を失ったことが原因のようだ。(※スモールヴィルは、2001年から10シーズンにわたり放送された『ヤング・スーパーマン』の舞台でもある)
ティーザーでは、深刻な表情を浮かべた二人がデイリー・プラネット社のオフィスから出て行くシーンが登場。ロイスがナレーションで、「仕事を失い、子どもたちは酷い不安症を抱え、あまりにも早く両親がいなくなってしまった...」と、重々しい口調で不吉なことを語っている。
また、クラークは子どもたちに自分がスーパーマンであることを打ち明けるのだが、その言葉を息子たちが信じなかったため、目の前でクラークがトラックを持ち上げて空を飛ぶシーンも映し出された。
映像はダークで陰鬱なトーンで描かれており、明らかに他のアローバース作品とはコンセプトが異なっているようだ。そして、スーパーマンが黒い鎧を身に着けた謎の敵と闘うシーンもあり、シリーズの始まりから大きな問題が起きそうだ。
本作にはタイラー・ホークリンやエリザベス・トゥロックらの他、ロイスの父親で陸軍大佐サミュエル・レイン役のディラン・ウォルシュ(『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』)、クラーク・ケントの元恋人ラナ役のエマニュエル・シュリーキー(『メンタリスト』)、インデ・ナバレッテ(『13の理由』)、アダム・レイナー(『タイラント -独裁国家-』)が出演する。
Carrying on the symbol. #SupermanAndLois premieres Tuesday, February 23! Stream next day free only on The CW. pic.twitter.com/ZPdz90PLB0
— Superman and Lois (@cwsupermanlois) December 9, 2020
果たして、クラークとロイスはスモールヴィルで、子どもたちと一緒に幸せな生活を送ることができるのだろうか―。『スーパーマン&ロイス』はCWにて2月23日(火)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
(2022年4月時点の情報です)
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『Superman & Lois』公式Twitterより