米Amazonの異色スーパーヒーロードラマ『The Boys/ザ・ボーイズ』には、ポップカルチャーのネタが随所に散りばめられており、米CBRがシーズン2で取り上げられたネタ7選を紹介している。
目次
ポップカルチャーネタ7選
『ザ・ボーイズ』はブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」が大好き!
スーパーヒーローチーム、セブンを主人公にした映画の監督が、次回作に「ハミルトン」でクリエイター・出演も務めるリン=マヌエル・ミランダを起用する可能性について話をしているとき、セブンを生み出したヴォート社の重役が大興奮するシーンがある。『ザ・ボーイズ』は「ハミルトン」の大ファンであることをほのめかしていた。
「パーブル・レイン」のギターは本物ではない!
劇中でセブンのメンバーであるAトレインが、故プリンスがアルバム「パーブル・レイン」で弾いたギターを購入したが、セブンから追い出されてお金に困ったためギターを売るという下りがあった。だが、ドラマで使用されたギターは、プリンスが所有していた本物ではなくレプリカだ。
キャラクターの名前はシリーズのプロデューサーに由来
ヴォート社の広報担当者としてセスとエヴァンというキャラクターが登場するが、二人の名前はシリーズで製作総指揮を務めるセス・ローゲン(『プリーチャー』)と、エヴァン・ゴールドバーグ(『フューチャーマン』)から取られている。
劇中で言及された映画『ハンガー・ゲーム』にジャック・クエイドが出演していた
シーズン2第1話「新たな敵」でザ・ボーイズのメンバーであるヒューイ・キャンベルが、「僕は、ハリー・ポッターにもジョン・コナーにもなれる。それから、『ハンガー・ゲーム』のあの彼女の名前は何だったけ?」と言うシーンが登場する。ヒューイを演じるジャック・クエイドは、『ハンガー・ゲーム』のマーベル役でスクリーンデビューを飾っている。
氷と炎
セブンの元メンバー、ランプライターは炎を操るスーパーヒーロー。同役に扮したショーン・アシュモアは、マーベル映画『X-MEN』シリーズで身体を氷にできるアイスマンを演じており、異なるスーパーヒーロー作品で炎と氷を操る対象的なキャラクターを演じている。
グリーン・ランタンの誓い
セブンのリーダー、ホームランダーが主演映画のタイトルをリストにしているとき、そのうちの2つが『Homelander: Darkest Day』と『Homelander: Brightest Night』となっていた。そのタイトルは、DCコミックスに登場するグリーン・ランタン隊の誓いの言葉から取られている。
スパッド・マッケンジー
キミコの兄ケンジが初めて登場したとき、彼は1980年代に米ビールメーカーのバドワイザーが製造するビール「Bud Light」のマスコットとなった犬、"スパッド・マッケンジー(Spuds MacKenzie)"がデザインされたTシャツを着ている。どうやらケンジとマッケンジーで語呂を合わせた、ポップカルチャーネタになっているようだ。
『ザ・ボーイズ』シーズン1~3はAmazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ザ・ボーイズ』©Amazon Studios