大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス役で知られるエミリア・クラークが、Disney+(ディズニープラス)のマーベルドラマ『Secret Invasion(原題)』の出演交渉中であることはお伝えしていたが、このほど彼女の出演が正式に決まった。米Comicbook.comはエミリアにインタビューし、マーベルの作品に惹かれた理由などについて聞いている。
『Secret Invasion』は、『アベンジャーズ』シリーズをはじめ数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品に登場した国際平和組織S.H.I.E.L.D.の元リーダー、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)を主人公にしたシリーズで、映画『キャプテン・マーベル』に登場し、何年も前に地球に潜入したシェイプ・シフターのエイリアン、スクラル人の派閥が描かれる。スクラル人の司令塔タロス役のベン・メンデルソーンも続投する。
「彼らが今やっていることは、とてもエキサイティングで、とてもクールで、最前線にいると思う。まるでAppleのように」と説明したクラーク。続けて、「そのファミリーの一員になれて"わぁ、私はクールな人たちの中にいる。これって本当にクールなこと"だと感じたの」と喜びを語った。
クラークのほか、キングズリー・ベン=アディル(『The OA』)、オリヴィア・コールマン(『ザ・クラウン』)、クリストファー・マクドナルド(『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』)、キリアン・スコット(『ダブリン殺人課』)らがマーベルシリーズに初参加する。脚本・製作総指揮はカイル・ブラッドストリート(『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』)。監督はトーマス・べズーチャ(『恋するモンテカルロ』)とアリ・セリム(『クリミナル・マインド FBII行動分析課』)が務める。
また、エミリアは「私はファンタジーフィクションを読んで育ったので、コミック本と同じではないことはわかっていたけど、本の中は私の想像力が生かされた場所だった」と話し、「初めてスーパーヒーローについて読んだのはスーパーマンで、その次にスパイダーマンがクールだと思っていた」とお気に入りのスーパーヒーローについても明かしている。(海外ドラマNAVI)
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エミリア・クラーク©Faye S/Famous