『ダウントン・アビー』マシュー・グード、『ゴッドファーザー』の舞台裏を描くドラマに出演

『ダウントン・アビー』でヘンリー・タルボットを演じたマシュー・グードが、映画『ゴッドファーザー』の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer(原題)』に出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

配信サービスParamount+(元CBS All Access)で製作されるミニシリーズ『The Offer』は、映画シリーズの第1作目でプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディを主人公に映画の舞台裏が描かれる。

マシューが演じるのは、伝説的なプロデューサーでスタジオの重役だったロバート・エヴァンス。彼は『ゴッドファーザー』の製作にゴーサインを出した人物として知られている。

主人公のラディ役には、『君の名前で僕を呼んで』や『コードネーム U.N.C.L.E.』などで知られるアーミー・ハマーが決定していたが、性的スキャンダルにより降板。その後、『セッション』に主演し、『ダイバージェント』シリーズなどで活躍しているマイルズ・テラーが代役としてキャスティングされている。

全10話となるシリーズで脚本・製作総指揮を務めるのは、『リベンジ』や『24:レガシー』でペンを執ったニッキー・トスカーノ。『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』で脚本を手掛け、実話をドラマ化したミニシリーズ『エスケープ・アット・ダンネモラ~脱獄~』で指揮を執ったマイケル・トルキンがショーランナー・クリエイターを担う。

イギリス出身のマシューは、『ザ・クラウン』シーズン2で初代スノードン伯爵を演じた他、ファンタジードラマ『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』では主演を務め、リーガルドラマ『グッド・ワイフ』ではフィン・ポーマー検事補役でゲスト出演。また、『キングスマン:ファースト・エージェント』や『ガーンジー島の読書会の秘密』など映画作品にも数多く登場している。

また、『スニーキー・ピート』のジョヴァンニ・リビシが、犯罪組織のボスであるジョー・コロンボに扮する。コロンボはイタリア系アメリカ人市民権連盟の代表としてラディを支援し他、製作スタジオに対し、「マフィア」という言葉を脚本から削除するよう抗議した人物でもある。

『FARGO/ファーゴ』や『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』などに出演するコリン・ハンクスが、ガルフ・アンド・ウエスタン・インダストリーズ(現パラマウント・コミュニケーションズ)の幹部バリー・ラピダス役を、『ファンタスティック・ビースト』シリーズや『ウォーキング・デッド』のダン・フォグラーが、『ゴッドファーザー』の監督・脚本を務めたフランシス・フォード・コッポラを演じる。(海外ドラマNAVI)

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マシュー・グード (c)FAM008/FAMOUS