Netflix新作『スイート・トゥース』第1&2話の間で1年半空き、主演の少年が大きく成長!物語に影響は!?

マーベル映画『アイアンマン』や『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jrが手掛けるNetflixの新作ドラマ『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』。ロバートと共同製作総指揮を務めるプロデューサーが、新型コロナウイルスの影響で第1話と2話の撮影が1年半も空いたことを明かした。米Comicbook.comが報じた。

『スイート・トゥース』は、2009年から2013年にかけてバーティゴ・コミックスより出版されたジェフ・レミアによる同名コミックスのドラマ化。人間と鹿のハイブリッドである主人公の少年ガスが、父親の死後、母親を探すために、今まで知らなった世界へ飛び出す大冒険が描かれる。

本作の撮影中にパンデミックが起き、第1話と2話の間で1年半も空いた。現在11歳のクリスチャン・コンヴェリーがガスを演じているが、当然ながら少年のクリスチャンは1年で大きく成長する。その点について製作総指揮・監督を務めるジム・ミックルが語った。

「かなりクリスチャンが大きくなってしまったが、ありがたいことに彼は可愛らしい少年ガスのイメージを保っていた。何かを予測するのは難しいし、分からないものだ。シリーズの製作開始から私たちが学んだことの一つは、何も予測できないということだった。だから、私たちはそのまま事実を受け入れている」

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▲第1話の場面写真/▼第2話の場面写真(記事上部の写真も第2話より)

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製作総指揮を務めるベス・シュワルツ(『ARROW/アロー』)は、「これは成長物語だ。このシリーズでは主人公が成長し、人生における様々な段階を経ていく姿が描かれる」と述べている。

そして、原作者のレミアはキャラクターが年を取らないコミックスとは違い、映像化作品で余儀なくされる変化について言及している。「コミックスを執筆しているときは、キャラクターが年を取ることを心配する必要はありませんでした。それが映像化されたら、ガスの成長と同様に身体的な変化も反映させなければならないと分かっていました。さらにシーズンが更新されたら、その変化が上手く物語に組み込まれると思います」とコメント。

ミックルもまた、「シーズン1は素晴らしかったし、世界が私たちを受け入れてくれるなら、もっと多くのことをやりたいと思っているよ」と、シーズン2への更新を望む気持ちをうかがわせた。

『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』は、6月4日(金)にNetflixにて配信スタートしたばかりで、シーズン2については、現時点では何も発表されていない。(海外ドラマNAVI)

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Netflix『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』