『刑事モース』シーズン8についてわかっていること

推理作家コリン・デクスターが生んだ人気キャラクター「モース警部」の若き頃を描く大ヒットミステリー『刑事モース~オックスフォード事件簿~』は、今月無事にシーズン8の撮影が終了したという。この新シーズンについて現時点でわかっていることを英Radio Times.comが伝えている。

今年4月、英ITVは現場に入ったショーン・エヴァンス(エンデバー・モース役)の写真をリリースし、オックスフォードにてシーズン8(全3話)の撮影が始まったことを報告。その写真では、ショーンがマスク姿で現場にいることが明らかになっていた。

そしてこのほど、Radio Times.comのインタビューに応じたクリエイターのラッセル・ルイスは、パンデミックにより新シーズンの製作が遅れていたことを認めた上で、「年内に放送されれば理想的です」と話した。早ければ年内に、遅くても2022年初頭のプレミアが期待されている。

出演者に関しても詳細は発表されていないが、エンデバー役のショーンと、フレッド・サーズデイ役のロジャー・アラムが帰ってくることは間違いないようだ。また、RTによれば、シーズン7には登場しなかったジョーン・サーズデイ役のサラ・ヴィッカーズ(『ウォッチメン』)もカムバックする見込みだという。

もちろん、レジナルド・ブライト役のアントン・レッサーや、ジム・ストレンジ役のショーン・リグビー、ドロシア・フラジル役のアビゲイル・ソウらお馴染みの面々も続投する可能性が高いとのこと。

ルイスによれば、新シーズンは1971年を舞台にするそうだが、シーズン7の終わりからいくと、モースとサーズデイの関係性がどうなっていくかも見どころになりそうだ。さらに、主演のショーンは前シーズンと同様に、第1話で監督を務めているという。『新米刑事モース~オックスフォード事件簿~』はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

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『刑事モース~オックスフォード事件簿~』Case 28~30 (c) Mammoth Screen Limited 2019 All Rights Reserved. Licensed by ITV Studios Ltd.