米Starzが製作中の「危険な関係」のTVシリーズ版に『GOT』や『Harlots』のあのキャストを含め、複数の新キャストが発表されたと米Varietyが伝えている。
これまでに映画化や舞台化がされてきたフランスの作家ピエール・コデルロス・ド・ラクロの小説「危険な関係」。舞台はフランス革命前夜の18世紀フランス。贅の限りを尽くした貴族社会で快楽を追い求めていたメルトイユ侯爵夫人は、恋人であるバスティード伯爵が若き娘セシルと結婚するという噂を耳にする。そこで夫人は、かつての愛人でドンファンとして名高いバルモン子爵を使い、セシルの純潔を奪おうとする...。
TVシリーズでは、メルトイユ侯爵夫人がどのようにして情熱的な愛人バルモン子爵と出会ったのか、その起源が明かされる。貴族社会の頂点を目指すカップルの過去の過ちから辿り、品位と生き残りをかけた巧みな操作や誘惑が描かれるという。主演を務めるのは、オーストラリア出身のアリス・イングラート(『ザ・サーペント』『トップ・オブ・ザ・レイク ~チャイナガール』)とニコラス・デントン(『グリッチ』)だ。
今回明らかになったキャストはメルトイユ侯爵夫人役のレスリー・マンヴィル(『Harlots/ハーロッツ 快楽の代償』)を筆頭に、『ゲーム・オブ・スローンズ』のカリス・ファン・ハウテンやマイケル・マケルハットン、『グランドフィナーレ』のパロマ・フェイス、『メリー・ポピンズ リターンズ』のナサナエル・サレー、『Black Sails/ブラック・セイルズ』のハキーム・ケイ=カジーム、『キスから始まるものがたり』のヒルトン・ペルサーといった俳優が集結。その他にもオスカー女優ケイト・ウィンスレットを母に持ち、本作がTVシリーズ初出演と言うことで注目を集めるミア・スレアプレトンなど、注目のキャストが揃う。
本作は、全8話構成になる予定で、最初の4話を監督するのは『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』のレオノラ・ロンズデール。製作総指揮、脚本、製作を務めるのはAmazonオリジナルシリーズ『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』のハリエット・ワーナー。ライオンズゲート・テレビジョンとプレイグラウンドが製作に参加する。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
レスリー・マンヴィル©JMVM/FAMOUS
マイケル・マケルハットン©PF
カリス・ファン・ハウテン©NYPW/FAMOUS