『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』カメオ出演でエミー賞ノミネートのドン・チードル、本人も「わからない」

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描いたマーベルドラマシリーズ第2弾『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(以下『ファルコン』)。本作で、ジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシン役のドン・チードルが、本作でエミー賞にノミネートされたが、このノミネートに自身も困惑していることを話した。米Deadlineが報じている。

ハリウッドのナイスガイでもある名優ドンは、これまで主演ドラマ『House of Lies(原題)』『ER 緊急救命室』などで11回ノミネートされているものの、実は一度も受賞したことはない。

『ファルコン』の第一話に98秒のカメオ出演をしたことで、思いがけずエミー賞にノミネートさているが、ドンは誰よりも驚いており、次のようにツイートした。

「ありがとう、祈ってくれた人たち。ごめんなさい、私のことを嫌いな人たち。同じ気持ちなんだ。どうしてノミネートされたか私自身もわからない」

今回のノミネートを、1999年に8分間の出演シーンのみでアカデミー賞を受賞したジュディ・デンチ(『恋におちたシェイクスピア』)と比較する人も。授賞式でジュディは、「8分間ぶんだけの気持ちがわかります。ですので、私はオスカー像をちょっとだけもらうべきでしょう」とジョークを交えてスピーチしていた。

『ファルコン』での98秒の間に、ドン演じるローディは、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソンことファルコンと、キャプテン・アメリカになることについて重要な会話を交わしている。アクションの多いスーパーヒーローものとしては静かな場面だが、そこには『アベンジャーズ』シリーズのキャラクターたちが持つ歴史や過去がすべて詰まっているシーンだったことから、印象に残っている人も多いだろう。

その他の第73回エミー賞ノミネート一覧はこちらより。

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。(海外ドラマNAVI)

★今すぐ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』を見る★

Photo:

@IndieWire Twitterアカウントより