『グッド・オーメンズ』原作者ニール・ゲイマン、あの作品をマーベルでシリーズ化して欲しいとラブコール

何千年も前からの腐れ縁である天使のアジラフェルと悪魔のクロウリーが、力を合わせて世界を破滅から救おうとするAmazonのファンタジーコメディ『グッド ・オーメンズ』。その原作者のニール・ゲイマンが自身のある作品の映像化を望んでいることを明らかにした。米Radio Timesが伝えた。

きっかけは、あるファンがTwitterで「チャンスがあれば「Marvel 1602」をディズニー(Disney+)でやりたいですか?」と聞いたことだった。

2003年に出版された「Marvel 1602」は、エリザベス朝時代にマーベルのスーパーヒーローが存在するタイムラインを舞台にしたコミックシリーズ。さまざまなヒーローたちが摩訶不思議な脅威から世界を救うために戦う姿が描かれている。ゲイマンはファンからの質問に対し「1602をTVシリーズとしてぜひ見たい」と返答。彼のこの答えが、ファンの間で熱烈に歓迎されているのだ。

このコミックには、ニック・フューリーやX-メン、ファンタスティック・フォー、スパイダーマンなど、人気のスーパーヒーローたちが登場しており、さらにドクター・ドゥームやマグニートーといったヴィランも参戦している。

2019年、ゲイマンはマーベルTVに「1602」の製作について尋ねたものの「(製作陣が)興味を示さなかった」ことを明かし、「とても残念だ」と心境をこぼしていた。2012年まで遡ると、マーベルのケヴィン・ファイギ社長は「1602」を実写化させる可能性はあるものの「その前に視聴者、もしくは鑑賞者に彼らを理解してもらわなければいけない」と話していた。

今年の後半には、『Hawkeye(原題)』と『Ms Marvel(原題)』の配信がDisney+にて始まる予定。さらに、2022年以降も『She-Hulk(原題)、『Moon Knight(原題)』、『Secret Invasion(原題)』、『Ironheart(原題)』、『Armour Wars(原題)』、『Wakanda(原題)』などが控えている。

ゲイマンが手掛けた作品の実写版としては、DCコミックスの「サンドマン」の製作が進んでおり、こちらはNetflixで配信予定。『ゲーム・オブ・スローンズ』で女戦士ブライエニーを演じたグウェンドリン・クリスティーと、タイウィン・ラニスターを演じたチャールズ・ダンスが再共演することでも注目されている。

シーズン2への更新が決まった『グッド・オーメンズ』はAmazon Prime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

Amazon Prime Original『グッド・オーメンズ』