サラ・ポールソン、『アメリカン・ホラー・ストーリー』で一番嫌いなシーズンを明かす

ライアン・マーフィーが手掛ける大人気ホラードラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』に計8シーズンにわたって出演しているサラ・ポールソンが、一番嫌いなシーズンを米Hollywood Reporterのポッドキャストで明かした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー』は各シーズンでテーマや時代設定、キャラクターが一新されるアンソロジーシリーズで、サラはシーズン6にあたる『体験談』が好きではないと明かした。

『体験談』は、16世紀にノースカロライナ州のロノアーク植民地で起きた集団失踪事件をモチーフに、その地に所を移した現代人夫婦が様々な怪奇現象に悩まされる姿が描かれる。同シーズンでオードリー・ティンダル/ラナ・ウィンターズ、再現ドラマのシーンでシェルビー・ミラーを演じて3役をこなしたサラが、なぜ『体験談』が一番気に入らないのだろうか。

「このシーズンはどうでもいいの。そう言ったら怒る人がいると思うけど、私にとっては(『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』で演じた)マーシャ・クラーク検察官を演じた直後で、その役を終えた後に『体験談』の撮影に入ったの。(マーシャを演じて)自分で可能だと思えたことや、自分にできるのかチャレンジしようという観点で、自分の中にある新しい場所に入れたような気がしたから、『体験談』にワクワクしなかったのよね。『アメリカン・ホラー・ストーリー』に出演するという契約上の義務と、自分の責任に閉じ込められたような気分になってしまったの。同シリーズは私にとって家のような場所で大好きだけど、ライアン(・マーフィー)のところへ行って、"これで最後にさせて"って言えたらいいのにって初めて思ったわ」と、『O・J・シンプソン事件』で演じたマーシャ・クラーク役に比べると、『アメリカン・ホラー・ストーリー』にチャレンジ性を感じなかったようだ。

その後サラは、シーズン7にあたる『カルト』とシーズン8の『黙示録』に続投したが、シーズン9の『1984』には出演せず、シーズン10となる『Double Feature(原題)』にはカムバックしている。シーズン10に復帰するまでに、サラはNetflixのサスペンス・ホラードラマ『ラチェッド』に主演し、米FXによる実話をもとにした『ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~』や映画『オーシャンズ8』などに出演している。

サラがカムバックする『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン10は、米FXにて8月25日(水)に放送開始。(海外ドラマNAVI)

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サラ・ポールソン ©SF/Famous