人気コメディドラマ『ウィル&グレイス』のウィル・トゥルーマン役やNetflixのSFドラマ『トラベラーズ』の主人公グラント・マクラーレン役で知られるエリック・マコーマック。そんな彼が、"あるもの"が手放せないと、元共演者に告白した。米Peopleが報じている。
現在58歳のエリックは、『ウィル&グレイス』の共演者であるショーン・ヘイズ(ジャック・マクファーランド役)のポッドキャスト「Hypochondiractor(原題)」の中で、鼻腔スプレーが手放せないことを告白。
「僕の父はたくさんのアレルギーがあるため、いつも鼻腔用スプレーを使っていた」と話すエリック。父親が鼻腔スプレーに頼るのを長年見てきて、自分も手元に置いて頼るようになったと言う。
「ポケットに鼻腔スプレーがなければ飛行機に乗れなかったし、ステージに立つこともできなかった。『ウィル&グレイス』の撮影でも、持っていなかったことはなかったかな。鼻が詰まっているわけじゃないから必要ないのにね。あれは、儀式のようなものだったね」。
「でも、飛行機の中では、"スプレーを持っていない "と思うと、閉所恐怖症になるんだ。"息ができなくなったらどうしよう"と」。そう話すエリックは、鼻腔スプレーを使うことが習慣になってしまったのだとか。 「異様に鼻が詰まるのは使いすぎのせいなのか、よくわからない状態になってしまったんだ」。
その話を聞いた医師は、鼻腔スプレーの使いすぎが、かえって鼻の問題を引き起こしている可能性が高いと指摘。「このような薬は、一時的に症状を緩和するだけ。使いすぎるとリバウンドして鼻づまりを起こすことがあります。つまりさらにひどくなる可能性があるのです」と説明し、エリックが鼻腔スプレーに頼っているのは、彼の自己鎮静法の一つではないかと述べた。
そんなエリックだが、去年からのパンデミックの影響で飛行機に乗る機会が減り、ロケもあまりなかっため、鼻腔スプレーにあまり頼らずに済んだそうだ。「しばらくスプレーのことは考えていなかったし、目にすることもなくなり気にもしていなかったよ」と話している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『トラベラーズ』 ©Jeff Weddell/Netflix