『スター・トレック』ユニバースのクリエイターが米CBSと2026年まで契約延長!

『スター・トレック』ユニバースでクリエイターを務めるアレックス・カーツマンが、米CBSと2026年まで契約を延長したことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

カーツマンと彼が率いるプロダクション会社Secret HideoutがCBSと大規模な契約を結び、その金額は明かされていないが、1億5000万ドル(約163億円)に上るのではないかとも言われている。

この契約には、ホラーの帝王ことスティーヴン・キングの短編小説「The New York Times at Special Bargain Rates」のドラマ版をはじめ、 CBSの全プラットフォームのプロジェクトに対する独占権がSecret Hideoutに与えられるとのこと。全プラットフォームとは、今年3月よりCBS All Accessからリブランドした配信サービスParamount+も含まれるものとみられる。

またカーツマンは、拡大中の『スター・トレック』シリーズでも今後6年にわたって指揮を執り続けることになり、これまでにカーツマンと共同でフランチャイズを手掛けてきたヘザー・ケイディンはアーロン・ベイヤーズ、ロビン・ジョンソンとともにSecret Hideoutのコンテンツ・チームを引き続き牽引していく。

現在、カーツマンは『スター・トレック:ディスカバリー』『スター・トレック:ピカード』、アニメシリーズとなる『スター・トレック:ローワー・デッキ』、新スピンオフとなる『Star Trek: Strange New Worlds(原題)』、『Star Trek: Prodigy(原題)』、ミシェル・ヨー主演の『Section 31(原題)』などに取り組んでいる。

カーツマンが率いるSecret Hideoutは、『スタトレ』シリーズ以外にも元FBI長官ジェームズ・コミーを描くミニシリーズ『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』を製作し、デヴィッド・ボウイが主演した映画『地球に落ちてきた男』を現代に置き換えてドラマ化するプロジェクトも進行中。

契期が2年残っているカーツマンとCBSが契約を更新するのは2度目となり、CBSの彼に対する信頼と期待は絶大のようだ。

(海外ドラマNAVI)

Photo:

アレックス・カーツマン(右から三番目)『スター・トレック:ピカード』プレミアイベントより