『NCIS』シーズン19、ギブス役マーク・ハーモンのステータスは?

米CBSの大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、シーズン1よりリロイ・ジェスロ・ギブスを演じているマーク・ハーモンだが、今秋から始まるシーズン19では出演エピソード数が減ると報じられている。彼のステータスについて、シリーズのショーランナーが語った。米TV Lineが伝えている。(※本記事はシーズン18最終話のネタばれを含むのでご注意をください)

シーズン18の最終話となる第16話「Rule 91(原題)」では、新しく仕上げた船に乗ったギブスが舵を取っていると、突如として船が爆発。しばらく、ギブスは死んだように水中に浮いていたが、意識を取り戻し岸に向かって泳ぎ出すシーンで終わっていた。

その展開について、ショーランナーのスティーヴン・D・バインダーが説明している。「製作チームは、そのシーンのために多くの違うバージョンを撮影したし、それを編集するための異なる方法もたくさんあった。そして私たちは、すべての可能性をオープンにしたままだと感じられるシーンで終えることにしたんだ。その場面でギブスは死んでいないし、視聴者は彼が十分に泳げることもわかっている。今も、すべてのことがギブスには可能なんだ」と、柔軟に対応できる形で前シーズンを締めくくったと明かした。

さらにバインダーは、シーズン19第1話の展開にもついてほのめかし、「ギブスは調査ジャーナリストのマーシー・ウォーレンの助けを除き、独りで捜査をしていた。彼は自分のチームから外されてしまったが、第1話でその状況が変わるだろう」と述べている。

今年6月には、シーズン19でマークの出番が著しく減少すると報じられたが、その点についてバインダーは「この番組について、必ずしも真実ではないことがたくさん報道されている」とコメント。新型コロナウイルスの影響で撮影の状況が複雑になったことを加えつつ、「現在、私たちがフォーカスしようとしているのは、既存のキャラクターでできる限り最高のストーリーを伝えることだ。そして、ギブスはその世界の一部であり、その点において製作チームは素晴らしい仕事をしていると思うよ」と語った。

なお、シーズン19には人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』とスピンオフドラマ『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』でカート・マクベイを演じたゲイリー・コールの出演が決定している。彼はFBI特別捜査官オールデン・パーク役でレギュラー出演するが、CBSによるとパーク捜査官はギブスの代わりではないそうだ。

とりあえずは、マークが続投することは間違いない『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン19は、CBSにて9月20日(月)より放送開始。(海外ドラマNAVI)

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