『グレイズ・アナトミー』ジェシー・ウィリアムズ、米Huluの新作ドラマに出演!

大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』でシーズン6よりジャクソン・エイヴリーを演じ、シーズン17をもって降板したジェシー・ウィリアムズの次回作が決定した。米Varietyが報じている。

ジェシーが参加することになったのは、米Hulu製作による新作ドラマ『Olga Dies Dreaming(原題)』。ソーチー・ゴンザレスによる未発表の同名小説を下敷きにしたドラマ版で、都市開発の最中にあるブルックリンのサンセットパークが舞台に、ニューヨリカン(ニューヨークに暮らすプエルトリコ人)の兄妹と政治的に急進的で不在がちな母親が、ハリーケン・マリアが街を襲った後に、ニューヨークのエリートたちを相手に輝かしいキャリアを築く姿が描かれる。

ジェシーは音楽やオブジェクト、雑学、そして主に意見の収集家だと紹介されているマテオ役で出演。ブルックリンの住民で情熱的な彼は、最高のピザを見つける場所を教えてくれるだけでなく、それを手に入れるために人を車で送ってしまうようなキャラクター。最初は彼のことを知ったかぶりだと思うかもしれないが、実のところ、マテオはすべてに興味を持っているわけではない。彼は人間が小さな世界で生きる傾向にあることを痛感しており、周りの人々や規則に従うことを断固拒否するタイプだという。

主人公の兄妹役には、Netflixの『Marvel アイアン・フィスト』と『Marvel ザ・ディフェンダーズ』でバクトを演じたラモン・ロドリゲスと、マーベルドラマ『レギオン』のレニー・バスカー役で知られるオーブリー・プラザがキャスティングされている他、兄妹の母親役に『CSI:マイアミ』や『サン・オブ・アナーキー』などに出演しているワンダ・デ・ヘスースが決定した。

原作者のゴンザレスがパイロット版の脚本・製作総指揮を務め、『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『Glee/グリーズ』などでメガホンを取ったアルフォンソ・ゴメス=レホンが監督・プロデューサーを兼任する予定。

ジェシーはこれまで、『グレイズ・アナトミー』のスピンオフとなる『ステーション19』にもジャクソン役で登場し、米Huluのミニシリーズ『リトル・ファイアー ~彼女たちの秘密』や映画『ジェイコブス・ラダー』にも出演。『Olga Dies Dreaming』の他に、映画『Secret Headquarters(原題)』をはじめとする映画3本が待機中だ。

(海外ドラマNAVI)

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ジェシー・ウィリアムズ ©Faye S/Famous