『LUCIFER/ルシファー』ファイナルシーズンで、再びあの人気犯罪捜査ドラマを言及した理由とは?

米FOXからNetflixへプラットフォームが移った大人気ドラマ『LUCIFER/ルシファー』。そのファイナルシーズンが先日Netflixで配信開始されたが、再びあの人気犯罪捜査ドラマのネタが投入されている。その理由を製作総指揮が明かしている。米TV Lineが伝えた。(※本記事は『LUCIFER/ルシファー』シーズン6のネタばれを含むのでご注意ください)

9月10日(金)よりNetflixで配信スタートしたシーズン6の第9話「さよならルシファー」に、2017年にシーズン12をもって幕を閉じた犯罪捜査ドラマ『BONES』のリブートネタが投入された。ルシファーは未来から思いがけず訪れた娘ロリと親子水入らずの時間を過ごすことに。そして、シーズン3でもルシファーが大好きなドラマとして登場した『BONES』について、ロリが未来では『More Bones』のタイトルでシリーズがリブートされたことを父親に伝えたのだ。

かつて、『LUCIFER』は『BONES』と同じFOXで製作・放送されていた縁がある。製作総指揮を務めるイルディ・モドロヴィッチはファイナルシーズンで過去の人気ドラマに言及したことについて、「『BONES』が大好きだからに決まっているじゃないか!」とコメント。

同じく製作総指揮のジョー・ヘンダーソンは、「このシーンを入れようと思ったのは、(シーズン3第20話「サンバーナーディーノの天使」で)『BONES』からの映像入手に本当に苦労したからなんだ。そのために随分頑張ったからね。ついに映像を手に入れたときは、勝ち取ったように感じたよ。ルシファーが『BONES』を愛するあまり、彼が文字通りクロエを"ブース"(『BONES』の主人公の一人シーリー・ブース)と呼んだシーンは私たちのなかで生き続けていた。だから、ファイナルシーズンでも『BONES』について触れたんだが、ルシファーが自分の人生で見つけた情熱が娘にも受け継がれるというアイデアは、奇妙にも美しいと思う」とファイナルシーズンで再び『BONES』を取り上げた理由を明かし、モドロヴィッチが「『BONES』はルシファーの人生における暗い時代に、彼の沈んだ気持ちを明るくしたからね」と述べた。

ヘンダーソンは、『LUCIFER』に『BONES』のシーンを入れたいと『BONES』でクリエイターを務めたハート・ハンソンに相談したところ、ハンソンから「心配しなくていいよ。君たちが番組をオチョくっても、私は図太いから」と返されたという。まさかの答えにヘンダーソンは『BONE』をからかうのではなく、番組へのラブレターとして投入するとハンソンに説明したそうだ。

なお、最近は数多くの人気ドラマがリブートされているが、現時点で『BONES』が復活するという情報はない。だが、『BONE』に対する粋なオマージュに喜んだファンは少なくなかったのではないだろうか。

『BONE』への言及も見逃せない『LUCIFER/ルシファー』ファイナルシーズンは、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Netflix『LUCIFER/ルシファー』