『ファウンデーション』1000年以上の歴史をどのように描く?シーズン4までの構想がすでにある

数々のSF作品に多大なる影響を与えてきたアイザック・アシモフの傑作SF小説をドラマ化した、Apple TV+製作による『ファウンデーション』。その1000年にわたる歴史をどのように映像化するのか、またはシーズン3以降の予定があるのかショーランナーが米INVERSEのインタビューで明かしている。

銀河帝国の崩壊を予測した天才科学者のハリ・セルダン博士は、来るべき暗黒時代に備え、その予言を信じる者たちと共に文明の未来を守るため"ファウンデーション"を設立。しかし、帝国の支配者らは激怒し"ファウンデーション"の活動を抑え込もうとする―。

原作小説シリーズは、「ファウンデーション」「ファウンデーション対帝国」「第二ファウンデーション」の3部構成となり、前日譚となる「ファウンデーションへの序曲」や「ファウンデーションの誕生」などが出版されている。

では、1000年にわたるその壮大な小説シリーズを映像化するにあたり、どのように描いているのか、ショーランナーを務めるデヴィッド・S・ゴイヤーは次のように説明した。

「ある程度、私たちは3部作と前編、そして続編の物語を取り入れ、それらをリミックスしたんだ。続編の要素のいくつかはシーズン1で描かれ、前編の要素のいくつかはシーズン2に登場するよ」

シリーズはすでにシーズン1の配信開始前に、シーズン2へ更新されているが、シーズン3以降の計画はあるのだろうか? 「私はAppleにシーズン2とシーズン3、シーズン4への道のりを示さなければならなかった。よって多くの伏線がシーズン1で張られ、間違いなくシーズン1で設定したプロットがあるから、それらが後のシーズンで実ることを願っているよ」とゴイヤーは述べ、シーズン4までの構想がすでにあるようだ。

本作には、ハリ・セルダン博士役のジャレッド・ハリス(『ザ・クラウン』)、ブラザー・デイ役のリー・ペイス(『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心』)、ガール・ドーニック役のルー・ロベル(『Voyagers(原題)』)、サルヴァー・ハーディン役のリア・ハーヴィ(『レ・ミゼラブル』)、デマーゼル役のラウラ・ビルン(『THE INNOCENTS/イノセンツ』)、ブラザー・ダスク役のテレンス・マン(『センス8』)らがキャストに名を連ねている。

全10話となる『ファウンデーション』シーズン1は9月24日(金)に第1~2話が配信スタートし、以降は毎週金曜日に新エピソードが1話ずつリリースされる。(海外ドラマNAVI)

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