キアヌ・リーヴスが伝説の殺し屋に扮する映画『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚となるTV版『The Continental(原題)』。米Starzにて製作中であることはお伝えしてきたが、ついにキャストが決定したことがわかった。米TV Lineらが報じている。
映画『ジョン・ウィック』は、最愛の妻と平穏に暮らしていた元敏腕の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)が、大切なものを奪われたことをきっかけに復讐に乗り出すところから始まるサスペンス・アクション。
ライオンズゲート・テレビジョンが製作する『The Continental』で主要キャストを演じることがわかったのは『マッドマックス』、『リーサル・ウェポン』シリーズ、『ブレイブハート』、『パトリオット』など映画スターとして活躍してきたメル・ギブソン。
全3話構成のリミテッドシリーズで舞台となるのは映画版の50年近く前の1975年のニューヨーク。若き犯罪者ウィンスン・スコット(映画版では『アメリカン・ゴッズ』のイアン・マクシェーンが演じた)が、荒くれ者のたまり場である"コンチネンタル"を手中に収めようと、街の極悪非道な裏社会を渡り歩くというストーリー。その中で、メルはコーマックというキャラクターを演じるようだ。
キアヌ主演の映画版は、2014年の第1弾を皮切りに、2017年の『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年の『ジョン・ウィック:パラベラム』が公開されており、2022年には4作目『John Wick: Chapter 4(原題)』の公開が控えている。キアヌとイアンの他に、アンジェリカ・ヒューストン(『SMASH』)、ハル・ベリー(『X-MEN』)、ジョン・レグイザモ(『ナイト・ウォッチャー』)、ローレンス・フィッシュバーン(『ハンニバル』)などが出演。
メルは、キャリア初期に出身であるオーストラリアのTVドラマ『The Sullivans(原題)』や『Cop Shop(原題)』などに出演していたが、2004年米FOXのシットコム『Complete Savages(原題)』(『マダム・セクレタリー』のキース・キャラダインが主演を務めた)の3エピソードに出演しただけで、その後はほとんどTVには出演していない。
ウィンストンのキャスティングなど、新情報が明らかになり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』イベントにて©PF