Netflixの人気ホラードラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』や、その続編にあたる『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』のクリエイターであるマイク・フラナガンが、Netflixで新作を製作することがわかった。米Deadlineほか複数メディアが報じている。
同じくNetflixで9月に配信がスタートしたホラーミニシリーズ『真夜中のミサ』の製作者でもあるフラナガンが、リミテッドシリーズとして『The Fall of the House of Usher(原題)』を製作することが決まった。このプロジェクトの詳細は明らかになっていないが、アメリカの小説家エドガー・アラン・ポーのいくつかの作品に基づくとのことで、タイトルから察するに、その中には「アッシャー家の崩壊」も含まれると思われる。これは、ポーが1839年に発表した短編小説で、狂気、家族、孤独、アイデンティティといったテーマが盛り込まれている。
ドラマ版はフラナガンが製作、監督を務めるほか、トレヴァー・メイシー(『ドクター・スリープ』)、エミー・グリンウィズ(『スノーフォール』)、マイケル・フィモナリ(『好きだった君へ』シリーズ)らが製作を担当する。フィモナリとフラナガンは、それぞれ4つのエピソードを監督する。
フラナガンはTwitterで「とてもワクワクしています。これは今までになかったような作品になることでしょう」と投稿した。
全8話構成のこのリミテッドシリーズは、フラナガンのこれまでの作品とは無関係で、独立したストーリーとなる。また本作は彼にとって、『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』、『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』、『真夜中のミサ』、そしてこれから配信予定の『The Midnight Club(原題)』に続く包括契約による5作目のシリーズとなる。(海外ドラマNAVI)
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『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』©Netflix/『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』©Netflix