Netflixで独占配信中の人気シリーズ『ナルコス:メキシコ編』。先日ファイナルシーズンとなるシーズン3が配信されたばかりで、世界中のファンの間で盛り上がりをみせている。1990年代、メキシコの麻薬カルテル同士の抗争を掘り下げる本作は、2015年から配信された『ナルコス』同様、強い人気を誇るが、なぜシーズン3で幕を下ろすのか。その理由をRadioTimesが明かしている。
共同クリエイターのカルロ・バーナードは、ストーリーの流れを見ると、いま終えることが自然に見えると思っており、製作総指揮のエリック・ニューマンも、同じことは繰り返したくないと考えているからだという。
「今住んでいるこの現代社会の原点として、私はこのシリーズを観ました」とバーナードはHollywood Reporterに話した。「私たちが今、覚えているところまで物語を語ることができたと感じています。善かれ悪かれ、幕を下ろすのに納得がいくタイミングだと思います」
加えて、「この作品では、カーテンを開いて、どのように事が始まり、どのように進んでいったのかを皆さんに見せることができました。他のストーリーが、魅力的でないとは言いません。しかし私にとっては、私たちが今日生きている世界にまで到達した段階で終えることが、一番納得がいくのです。テーマ的にも、ストーリー的にも」
『ナルコス:メキシコ編』を終えたバーナードとニューマンだが、再びNetflixと組んでリミテッドシリーズ『Griselda(原題)』の制作に注力中。80年代、コロンビアの麻薬女王と言われたグリセルダ・ブランコを描く本作で主演を務めるのは『モダン・ファミリー』などで知られるソフィア・ベルガラ。共演者や具体的な解禁日などは明らかになっていない。
Netflixオリジナルシリーズ『ナルコス:メキシコ編』シーズン1~3は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『ナルコス:メキシコ編』シーズン1~3は独占配信中。