『ベター・コール・ソウル』、ファイナルシーズンは2パートで描かれる

シーズン6をもって幕を下ろすことが発表されている米AMCのヒットシリーズ『ベター・コール・ソウル』。ファイナルシーズンは2パートに分けて描かれることを米Colliderが伝えている。

先日、キム・ウェクスラー役のレイ・シーホーンが米Varietyのインタビューに応じ、ファイナルシーズンは2部構成であることを明らかにした。2022年の第一四半期にリリースされる予定のシーズン6は13話から成るようだ。

大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚であるスピンオフ『ベター・コール・ソウル』は、ボブ・オデンカーク演じる詐欺師で弁護士のソウル・グッドマンことジミー・マッギルを主人公にしたリーガルアクション。ソウルのほかにも、ジョナサン・バンクス演じるマイクやジャンカルロ・エスポジート演じるガスといった『ブレイキング・バッド』のオリジナルキャラクターが登場する。

レイ演じるキムはソウルの弁護士仲間という役どころ。インタビューの中で、レイはキャラクターの運命含め、新シーズンでの物語の展開は詳しく明かさなかったが、新シーズンはいい意味で正気じゃないと話し、みんなを興奮させるはずだと絶賛。さらに今年7月に心臓発作で病院に運ばれたボブは順調に回復していることを明らかにした。

『ブレイキング・バッド』のクリエイターでもあるヴィンス・ギリガンとピーター・グールドが製作総指揮を務め、5シーズンに渡って39のエミー賞ノミネート、4のゴールデン・グローブ賞ノミネート、3の放送映画批評家協会賞ノミネートなどを獲得してきた『ベター・コール・ソウル』。2018年にはアメリカ放送界最高の栄誉とも言われる歴史あるピーボディ賞を受賞した。

今年3月にファイナルシーズンの撮影が始まったが、前述したようにボブが心臓発作で倒れたため撮影中断に。ボブが回復するまでのすべてのシーンの撮影を行わない方針がキャストに伝えられていたが、9月初めに無事ボブが現場に復帰。撮影が再開された。2015年から世界的に愛される作品を作り上げてきたキャストとクルーがどのようなエンディングを見せてくれるのか、今から楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

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『ベター・コール・ソウル』©Greg Lewis/AMC/Sony Pictures Television