実際に起きたアガサ・クリスティーの失踪事件を描くドラマの製作が決定!

"ミステリーの女王"の異名で知られるアガサ・クリスティーが実際に失踪した事件を基にした小説「The Christie Affair(原題)」がドラマ化されることが明らかとなった。米Screen Rantが報じている。

2022年2月に出版されるニーナ・デ・グラモントによる「The Christie Affair」は、1926年にアガサ・クリスティーが謎の失踪を遂げた11日間について、彼女の夫アーチボルトの愛人だったテレサ・ニールの目を通してフィクションの物語が綴られるという。実際に起きた事件では、ロンドン近郊の田園都市サニングデールに夫と一人娘と暮らしていたアガサ・クリスティーが自宅を出たまま行方不明となったが、11日後に保養地のホテルにテレサの名前で宿泊していたことが明らかとなり、無事に保護された。

出版に先駆けて米Miramax TVが小説の権利を獲得し、リミテッドシリーズとして映像化することを計画しているとのこと。キット・ハリントンが主演した映画『戦場からのラブレター』や、ロマンチック・コメディ映画『あと1センチの恋』で脚本を手掛けたジュリエット・トウィディがペンを執る予定。プロデューサーに名を連ねるのは、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン(『メイズ・ランナー』シリーズ)、D・J・ゴールドバーグ(『ホワイトアウト』)、リッチ・グリーン。

「The Christie Affair」のドラマ化は、Miramaxが海外の視聴者に向けたプレミアム・コンテンツ制作への関心の一部という。Miramax TVのワールドワイドTV部門でトップを務めるマーク・ヘルウィグは「グラモントの小説は、ミステリージャンルで成功を収めたクリスティーの謎めいた作品の一つを彷彿とさせる」と述べている。

Miramax TVではその他に、マイケル・オンダーチェの小説を映画化した『イングリッシュ・ペイシェント』(1996)のドラマ版と、ジム・カートライトによる舞台「リトル・ヴォイス」を脚色するシリーズも進行中だ。

「The Christie Affair」のドラマ版に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。なお、アガサ・クリスティーの生涯を振り返る『アガサ・クリスティー ポワロ&マープルとともに歩んだ100年』が12月4日 (土) 22:45からAXNミステリーにて放送。(海外ドラマNAVI)

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『アガサ・クリスティー ポワロ&マープルとともに歩んだ100年』©IMAGO