The CW製作『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『オリジナルズ』に続くスピンオフとして人気を集める『レガシーズ』のシーズン4で、放送開始時から出演していたあの人が降板するとTV Lineが伝えている。(本記事は『レガシーズ』シーズン4のネタバレを含みます)
先日米国で放送された『レガシーズ』シーズン4の第16話が最後の登場になったのは、ジョージー・サルツマン役のケイリー・ブライアント。「"ヴァンパイア・ダイアリーズユニバース"のファンの一人として、チャンスをくれたThe CWとWarner Bros TVに感謝します」と声明を出したケイリー。
「この世界に入る私を迎え入れてくれたファンのみなさんにとても感謝していますし、今もこれからも大好きです。ジョージーはセクシュアリティに悩む多くの美しい人々を救ってきました。彼女の想いが受け継がれ、いつか誰もが性別問わず愛したい人を愛すことを自由に感じられる日が来ることを願っています」
レギュラーだったジョージーは本当に見納めなのだろうか? TV Lineはクリエイターのジュリー・プレックと製作総指揮のブレット・マシューズの声明も入手しており、それによると「愛すべきお馴染みのキャラクターに別れを告げることは心苦しいことですが、私たちはケイリーの幸せと成功を祈っています。今後の彼女の活躍を見ることが楽しみですし、『レガシーズ』の扉はいつでも彼女のために開いています。なぜなら純粋にジョージー・サルツマンのいる世界の方がより良いものだからです」と、彼女が望めばいつでも戻ってこられるよう、再登場の可能性を残しているようだ。
すでにサルバトーレ寄宿学校から距離を置いて、作品を離れる準備がされてきたジョージー。『グレイズ・アナトミー』風のエピソード第15話では、「この学校に従って生きる責務があった。文字通り私をつくった学校に。その学校と友達を救わなきゃっていうプレッシャーは、私自身の人生を生きられないってことを意味するの」と話しており、今回第16話で街を出る覚悟を決め、片道切符を買うようだ。
Netflixオリジナルシリーズ『サンタクラリータ・ダイエット』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』などにも出演していたケイリー。現時点ではTVシリーズの待機プロジェクトはないが、映画ではスリラー『The Locksmith(原題)』を撮影中。ケイト・ボスワースやライアン・フィリップと共演予定で、ケイリーがどのような役どころを演じるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
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『レガシーズ』© Warner Bros. Entertainment Inc