Netflix『エミリー、パリへ行く』シーズン2にパンデミックが存在しない理由

リリー・コリンズ(『ラスト・タイクーン』)が主演を務める大人気Netflixシリーズ『エミリー、パリへ行く』。2021年12月22日より配信がスタートしたシーズン2では、新型コロナウイルス(COVID-19)の存在しない世界が描かれているが、その理由をリリー本人が説明した。米Varietyが伝えている。

『エミリー、パリへ行く』シーズン2の内容は?

光の都パリを舞台に、アメリカからやってきたエミリーの華やかでお洒落な人生を描く『エミリー、パリへ行く』は、パンデミックにうんざりした気分を晴らしてくれるかもしれない。

「シーズン1は私たちに現実逃避の機会を与えてくれた」と話すのは主演を務めたリリー。今月15日に行われたシーズン2のプレミアイベントに登壇し、「今一番必要とされている喜びやより多くの笑いをもたらしてくれる」と新シーズンを説明。プロデューサーたちによって、現実世界で起きているコロナ禍はあえて描かないことにしたそうだ。

もちろん撮影はパンデミックの最中に行われ、支障もあったという。「行き交う人が皆マスクを着けている人口の多い都市で、新型コロナウイルスのない世界を撮影しなければならなかった。カメラが回っているときはマスクを外して、止まったらマスクをして。撮影が始まったけど"ちょっと待って! 半分もの人がまだマスクしたままじゃない!"っていうことが何度かあった」とリリーは撮影を振り返る。

シーズン2でもファッションに注目!

本作の見どころの一つであるきらびやかなファッション。「私たちは衣装合わせを別々に行ったの。現場で初めて他のキャストが何を着ているのか見たのよ」とエミリーの親友ミンディ役のアシュリー・パークは話す。

さらに、シーズン2にはエキセントリックなファッションデザイナー役としてトニー賞ノミネート歴をもつジェレミー・O・ハリス(『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』)が新たに参加。「演技を辞めて、ライターとして書き始めた理由の一つが、演じたいと思える役がないと感じたからなんだ。自分自身が書いた方がいいやって感じだった。でもついに、"これこそ僕が愛せる人物だ"と思える役を書いてくれた人がいた」とクリエイターのダーレン・スターを絶賛している。

Netflix『エミリー、パリへ行く』配信情報

Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』シーズン1~2は独占配信中。シーズン4まで更新が決定している。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』シーズン1~2は独占配信中