ドラマ版『エイリアン』キャストが決定。シガーニー・ウィーヴァーは出演する気ナシ!

『ハリー・ポッター』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『明日に向って撃て!』『ブレードランナー』『トワイライト』『マイ・ボディガード』など、様々な有名映画のドラマ化が噂されたり進められる中、人気SFホラー映画シリーズ『エイリアン』のドラマ化に新たな動きがあった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

ドラマ版でも女性が主役に?

2020年12月から企画が進められてきた『エイリアン』ドラマ版ではこの度、ついに最初のキャストが発表された。役名や役柄は明かされていないが、シドニー・チャンドラーがメインキャストに起用されたという。1996年生まれのシドニーは2010年代後半から映画やドラマに出演しており、出演作はまだ10本に満たないが、2022年のオリヴィア・ワイルドが監督・製作・出演を兼任した映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』や、ダニー・ボイルが手掛けた伝記ドラマ『セックス・ピストルズ』に参加。さらに新作ドラマとして、コリン・ファレルが主演するApple TV+の『Sugar(原題)』、人身売買を描いた『Coercion(原題)』が待機している。

ノア・ホーリー(『レギオン』)が米FXで手掛けるこのドラマ版の舞台は、今からそう遠くない未来、およそ70年前の地球。つまり、映画シリーズ『エイリアン』の1作目より前の時代設定となる。撮影は、ホーリーが現在関わっている『FARGO/ファーゴ』シーズン5の制作が終わった後、今年中には始まる予定だ。

ちなみに、映画シリーズ4作にリプリー役で出演して一躍有名となり、ジェームズ・キャメロンが監督を担当した『エイリアン2』ではアカデミー賞主演女優賞候補に挙がったシガーニー・ウィーヴァーは、もうこの作品に関わる気はないという。『エイリアン』シリーズは現在、このドラマ版に加えて、Huluで新しい映画も進められているが、これまで何度もこの恐ろしいモンスターと戦ってきたシガーニーはもう十分だと感じているようだ。

「こういう役は若手の俳優たちがやるべきよ。以前、(『第9地区』監督の)ニール・ブロンカンプが手掛けるエイリアン映画をやりたかったけど、それは実現しなかった。もう船は出てしまったわ。私は現状に満足してるの」と、米Deadlineがシガーニーのコメントを伝えている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety