5シーズン続いた本家はもちろん、次々と生まれるスピンオフも好評を博している『イエローストーン』フランチャイズ。その新たなスピンオフ『6666(原題)』が制作中止となることが分かった。クリエイターのテイラー・シェリダンが理由を語っている。米Deadlineが伝えた。
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6666牧場をフィクションとして描くことは「決してやらない」
本国アメリカで2018年に始まった『イエローストーン』は現代のモンタナ州を舞台に、その地域で莫大な財力と権力を誇るジョン・ダットン(ケヴィン・コスナー)とその家族が、不動産開発業者や土地の所有権を主張する先住民と土地をめぐる熾烈な争いを繰り広げた。
同作のヒットを受けて、2021年に前日譚となる『1883』、翌2022年には同じく前日譚の『1923』が誕生。今年に入ってからはダットン家の子どもたちを主役にした続編2本(『マーシャルズ:イエローストーンストーリー』『Dutton Ranch(原題)』)もスタートし、早々にシーズン2へと更新されている。
そんな中、もともと2021年2月に企画として浮上した『6666(原題)』は、それから5年半経ったこの度立ち消えとなったことが明らかに。この作品の舞台は、ネイティヴ・アメリカンのコマンチ族がテキサス西部を支配していた時代から存在する“6666牧場”。法の支配と自然の法則が融合する場所であり、世界最高級の馬と家畜、一流のカウボーイが生まれる場所とされていた。
しかしシェリダンは、Rodeo Timeのポッドキャスト番組で『6666(原題)』は実現しないと明言。「そんなものは絶対に作らない。あの牧場をフィクションとして描くようなことは決してやらない」と述べた。

『イエローストーン』のファンは、シーズン4でジェファーソン・ホワイト演じるジミー・ハードストロムが6666牧場に送られたことを受け、スピンオフの実現を期待していただろう。しかし2020年に投資家グループとともにこの牧場を購入したシェリダンは、実際に人々が働いている牧場に関して、架空の人生を作り上げたりドラマをでっち上げたりすることで、その仕事や暮らしを軽視するようなことはしたくないと考えている。
「(『6666(原題)』を作ることは)実際に人々が働き、家族を養っている場所を、軽視してフィクションにしてしまうことになる。それは私には絶対にできない。自分を捧げてきたカウボーイたちに対しても、そこで働いているすべての人たちに対しても、そんなことはできない。私は6666牧場をとても大切にしているし、あの牧場を守る立場であることは大きな責任だ。だからこそ、その扱いには細心の注意を払わなければならない」
マシュー・マコノヒー出演作は「今も話し合いを続けている」
『イエローストーン』のスピンオフといえば、数年前に報じられたマシュー・マコノヒーが出演する企画はまだ生きているようだ。
シェリダンが『イエローストーン』主演のケヴィン・コスナーと対立していた2023年、シェリダンが本家を終了させ、マシューを主演に据えた新作を始めると報じられた。その後、シェリダンがほかのスピンオフや新作ドラマを次々とリリースしたことからこの企画は立ち消えになったのかと思われたが、先日マシューはまだ完全に消滅したわけではないと話している。
「しばらくの間ニュースになった当時と比べて、今の方が実現に近づいているというわけでもないし、恐らく遠ざかっているというわけでもない。テイラーと私は(この企画について)話してきたし、これがどんなものになり得るのか、そして実現する可能性があるのかについて、今も話し合いを続けている。でも、まだ何も具体的なものにはなっていない」
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