人気SFシリーズ『スターゲイト』のAmazonによるリブート版が、制作中止となることが明らかに。2025年11月にシリーズ制作が決定していたが、それから半年あまりが経ったこの度、プリプロダクション段階で急遽計画が破棄された。
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ギネス世界記録にも登録されているSFドラマ『スターゲイト SG-1』が復活?キャストが示唆
1997年から10シーズンにわたり放送され、世界最長SFドラマとしてギネス世界記録にも登録されている『スターゲイト SG-1』。本作に出演していたキャストが復活する可能性を示唆した。英Digital Spyが報じている。 【関連記事】『スターゲイト』で世界の神話・伝承めぐり! 『スターゲイト SG-1』は、1994年に…
コアファン向けのビジョンがマイナス評価に
『スターゲイト』シリーズは、1994年のローランド・エメリッヒ監督のSF映画『スターゲイト』を発端とする人気フランチャイズ。エジプトで発見された謎の環状遺物、スターゲイトを中心としたSFアクションだ。その後ドラマ化され、米Showtimeと米Sci Fi Channel(現Syfy)で1997年から10シーズンにわたり『スターゲイト SG-1』が、2004年からSci Fi Channelで5シーズンにわたり『スターゲイト:アトランティス』が、2009年からSyfyで2シーズンにわたり『Stargate Universe(原題)』が放送された。さらには、アニメシリーズ、ウェブシリーズも制作されている。
Amazonによるリブート版は、『ブラインドスポット タトゥーの女』のクリエイターとして知られるマーティン・ゲーロがクリエイター・脚本家・製作総指揮を担当することに。ゲーロはキャリア初期、上記の『スターゲイト』ドラマシリーズ3作に脚本家やプロデューサーとして関わっていた。また、映画版の脚本を執筆したエメリッヒとディーン・デヴリンも製作総指揮に名を連ねていた。
米Deadlineによると、今回の決定にはAmazon MGM Studiosの体制変更が大きく影響している。本作はすでに20週間に及ぶ脚本家たちによるミーティングを終え、イギリスでプリプロダクションが進められていた。しかし、この新シリーズのビジョンとクリエイティブな方向性が、Amazonの新たな番組戦略と合致しないと判断されたという。その結果、既存のプロジェクトを再調整するのでなく、完全に中止するという判断が下された。
この企画は、Amazon MGM Studiosのドラマ部門責任者ピーター・フリードランダーが昨年10月初旬に就任してまもない頃に承認した作品の一つ。しかし、このシリーズ自体は、フリードランダーの直属の部下で今年2月に着任したブレット・フェッターの管轄下にあった。ゲーロとともにリブート版を進めていた二人のキーパーソン、ニック・ペッパーとマット・キングは、前者がフェッターと入れ替わる形で、後者はその2ヵ月後のチーム再編時にそれぞれ外れている。
頓挫について最初に報じた米Varietyによると、Amazonの幹部たちは、ゲーロによるシリーズに対するビジョンが、すでに熱心なファン層以外の幅広い視聴者には受け入れられないのではないかと懸念していたようだ。
なお、『スターゲイト』復活の可能性が完全に絶たれたわけではないようだ。Amazonが2022年に85億ドルでMGMを買収した後、『スターゲイト』は最初にシリーズ化または映画化が検討されたMGM作品の一つであるため、今後Amazonが同IPを新鮮な視点から再検討する可能性もあると言われている。
映画『スターゲイト』はU-NEXT、Amazon Prime Video(Amazon プライム・ビデオ)で配信中。(海外ドラマNAVI)


