ライアン・クーグラー(『ブラックパンサー』『罪人たち』)により大ヒットドラマ『X-ファイル』のリブート版が進行中なことは、当サイトでもお伝えしてきた通り。同作について、本家のキャストであるデヴィッド・ドゥカヴニーが口を開いた。
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デヴィッド・ドゥカヴニー、『X-ファイル』モルダー役で復帰の条件とは?
1993年より9シーズンにわたって放送され、カルト的な人気を …
「成功の鍵は脚本家チーム」出演の可能性は?
FBI捜査官が超常現象を調査する姿を描く『X-ファイル』は、米FOXで1993年から9シーズンにわたり放送され、その後も映画版や続編ドラマが作られてきた人気シリーズ。そんなオリジナルシリーズや映画版で主役コンビの一人、フォックス・モルダーを演じてきたデヴィッドが、リブート版やUFO/UAPをめぐる騒動について語った。
国家が隠してきた衝撃の事実を暴くヒストリーチャンネルのドキュメンタリー番組『ファイルX:暴かれた極秘文書』のナビゲーターを務めるデヴィッド。彼は米Hollywood Reporterのインタビューの中で本国アメリカで先月リリースされた同番組のシーズン2の見どころについて聞かれ、「“事実は小説より奇なり”という点に立ち返るところですね。こうした話を聞くと、“なんてことだ、こんな話を想像で作れるわけがないから、本当に起きたことなんだ”と思うものなんです。ばかばかしい話から崇高なものまで幅広くて、結局は人間の想像力と弱さ、そして正しい理由で間違ったことをしてしまう人間の姿に行き着く。そこにドラマがあるんです」と返答。
続いて、UFOやUAPに関する議論にどう感じているかを問われると、「特別な情報を持っているわけではありませんが、人間の本質を考えると、大規模な陰謀は存在しないと思います。秘密というものは二人の間でさえ守れないのに、何千人もの政府関係者が世代を超えて守るなんて無理でしょう。もし異星文明との接触のような重大な事実があれば、漏れないはずがありません。間違っているかもしれませんが、私の考えはそうです」と答え、いくつもの目撃情報が寄せられている理由に関しては次のように分析した。
「人は理由を知りたがり、“悪い奴”や“悪いエイリアン”がいるという単純な説明に惹かれます。でも私が支持するのは、最も単純な説明が最も有力だということ。つまり、世界は神秘的で、まだ分かっていないことがあるだけなのです。私たちは体毛のない類人猿として、必死に理解しようとしているに過ぎません」

その後『X-ファイル』リブート版について聞かれ、「幸運を祈っています。(本家クリエイターの)クリス・カーターが何十年も前に生み出した“信じる者(モルダー)と信じない者(スカリー)が謎に挑む”という枠組みは素晴らしく、無限に物語を生み出せます。鍵になるのは脚本家チームですね。私たちにはヴィンス・ギリガンやモーガン兄弟、ハワード・ゴードンといった優れた脚本家がいました。毎週、映画1本作れるくらいのアイデアを生み出せるチームだったんです。とはいえ、(本家のように)25話も作る必要はなく、10〜12話で十分だと思います。何よりも優れた脚本家が揃っていること。それが成功の鍵です」と論じた。
オリジナルシリーズでモルダー役のデヴィッドとともに主演を務めたダナ・スカリー役のジリアン・アンダーソンはリブート版のパイロット版の脚本を読んだと先月話していたが、デヴィッドはまだ読んでいないそう。ただし「ライアンとは話しましたし、大まかな方向性は聞いています」と明かし、多少は内容を把握しているようだ。
そして気になる出演の打診に関しては、「いくつか話はありますが、今のところ具体的なことは何も決まっていません」と答え、同役を再演することになったら?という問いには「作品の世界観が分からず、モルダーが登場するかどうかも知らないので、何とも言えません。すべて仮定の話ですから」と慎重な答えを返した。
『X-ファイル』シリーズはDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)







