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『ヤング・スーパーマン』キャスト、約2年間の服役後初めて公の場に登場!当時を振り返る

2025年11月12日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ヤング・スーパーマン

米CWのドラマ『ヤング・スーパーマン』クロエ・サリバン役で知られるアリソン・マックが、2023年の出所以来、初めて公の場で沈黙を破った。Peopleが報じている。

『ヤング・スーパーマン』アリソン・マック、懲役3年の判決が下る

米CWのDCドラマ『ヤング・スーパーマン』のクロエ・サリバン役で知られるアリソン・マックが、セックスカルト集団に加担した罪で懲役3年の判決を下されたことが明らかとなった。米TV Lineなどが報じている。 2018年4月にアリソンは "自己改善"を掲げたカルト集団「NXIVM」に加担し、女性たちを勧誘して性奴隷にした罪…

「自分を“無実”だとは思っていない」

アリソンは2018年4月20日、カルト組織NXIVMの共同創設者キース・ラニエールのために「性奴隷」をリクルートした容疑で逮捕された。NXIVMは自己啓発団体を名乗っていたが、内部組織「DOS」では女性たちがラニエールに性的服従を強いられていたとされる。アリソンは組織内で幹部的役割を担っていたとして、恐喝および共謀の罪を認め、2021年に禁錮3年の実刑判決を受けた。

アリソンは11月10日(月)に公開されたCBCのポッドキャスト番組『Allison After NXIVM(原題)』で初インタビューに応じた。インタビューの中で彼女は、2021年にニューヨークで行われた自身の裁判の日を振り返っている。

「私の後ろでこれを聞かなきゃいけなかった兄が本当にかわいそう。お母さんも…ごめんなさい。本当にごめんなさい。私自身は耐えられるけど、あなたたちにこんな思いをさせて、本当にごめんなさい。自分が“無実”だなんて思ってない。だけど、彼ら(家族)は無実だったの」と、声を震わせながら語った。

アリソンはさらに、判決時に裁判官から「あなたは冷淡だった。人々の苦しみを笑い、彼らを悪い方向へ導いた」と指摘されたことも明かした。

NXIVMへの関与や裁判を通じて「自分の知名度を利用した」と思うか尋ねられると、アリソンはこう答えた。「私は自分が持っていたものを活かしたと思う。俳優としての成功も、その一部として利用したのだと思う」

また、自分が共犯だったと感じるかという質問には「私はキースの“ビジョン”を前進させる上で、とても効果的だったと思う」と語った。

NXIVMを率いたラニエールは当局から「性的ピラミッド・スキーム」と呼ばれる犯罪組織を主導したとして2019年に有罪判決を受け、現在も性的人身売買や恐喝、詐欺などの罪で懲役120年の刑に服している。

アリソンはカリフォルニア州ダブリンの連邦刑務所で服役し、「First Step Act(ファースト・ステップ法)」と呼ばれるトランプ政権の法律により、2023年に早期釈放された。この法律は、模範的な受刑態度を示した受刑者に対し、服役年ごとに最大54日の減刑を認めるものだ。

私生活では、アリソンは『バトルスター・ギャラクティカ』のニッキ・クラインと2017年に結婚したが、2020年に離婚を申請。結婚はラニエリの指示によるものだったと明かしている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:ヤング・スーパーマン TM & (c)Warner Bros. Entertainment Inc.

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海外ドラマNAVI編集部

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