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『スーパーナチュラル』ミシャ・コリンズが明かした12年間の身体的トラウマ

2025年11月12日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

スーパーナチュラル

2005年から2020年まで15シーズンにわたり放送され、世界的な大ヒットを記録した超常現象ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』。ウィンチェスター兄弟の深い絆と壮大な物語は、今なお多くのファンに愛され続けている。このシリーズに、シーズン4から天使カスティエル役として参加したのが、ミシャ・コリンズである。すでに視聴者からの愛を一身に受けていたウィンチェスター兄弟の間に割って入る形で登場したカスティエルだが、ミシャは彼の持つ個性を強く印象づけるため、「声」による役作りを意識したという。しかし、その徹底した役作りが、のちに思わぬ代償を伴うことになった。

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「文字通り声帯を痛めていた」カスティエルから持ち帰った“肉体的トラウマ

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』放送開始20周年を記念して、米TV Insiderのインタビューに応じたミシャ、ディーン役のジェンセン・アクレス、サム役のジャレッド・パダレッキの三人は、それぞれが演じたキャラクターのどんな部分が現実の生活に影響を与えたかを語り合った。

ミシャにとって、それはまさにカスティエルの特徴的な「声」であったという。「私は、たとえば(低く唸るように)“やあ、ディーン”という具合に、とても低い声でカスティエルの声を出すようにしていました。しかし、ご想像の通り、それは私の地声ではありません」

当初はほんの数話の出演予定だったというミシャだが、結局はレギュラーキャストとして長期にわたって出演を続けることとなった。

「撮影を始めて1年が経った頃、病院に行って喉の痛みがずっと治らないんですと相談しました。溶連菌を疑って検査を受けましたが、結果は違いました。つまり、文字通り声帯を痛めていたのです。だから、それがカスティエルから私が持ち帰ったものですね。実際の身体的なトラウマです」

カスティエルが持つミステリアスな雰囲気を構築するために、ミシャが身体に大きな負担をかけていたという事実は、プロの役者としての凄まじい熱量を感じさせるエピソードである。

ウィンチェスター兄弟の要素は「子育て」にも深く影響

ミシャが肉体的な影響を語ったのに対し、現在どちらも父親であるジェンセンとジャレッドの回答は、ずっと穏やかなものだった。しかし、彼らが演じたウィンチェスター兄弟の要素は、しっかりと家庭での子育ての中にも影響を及ぼしているという。ジャレッドは、子どもたちに寝かしつけの「お話」をせがまれる際のエピソードを明かした。

「ときどき子どもたちを寝かしつけるときに、お話を聞かせてと言われるのですが、それは実際の物語じゃなくて、僕が作る話がいいと言うんです。いいよ。どんな話がいい?と聞くと、クジラの話!と。クジラのことなんて全然知らないのに、気づいたらよし、じゃあ…と話し始めている。これはサムがよく言ってた台詞なんですよ(笑)」

知識を詰め込もうとするサムの性格が、思わぬところでジャレッドの子育てにも影響しているようだ。一方、ジェンセンの子どもたちは、彼と妻を怒らせたときには、「ディーンの悪魔狩りの声」を聞くことになるという。

「今思い出しましたが、僕が“父親の声”を使うときは、ディーンの声にすごく似ているんです。もちろん、わざとではないのですがね」

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』シーズン1~15はU-NEXTなどで配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Collider

Photo:『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』(c) 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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