HBOを代表するアンソロジー・クライムドラマ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』。その金字塔とされるシーズン1で、マーティン・ハート刑事を演じたウディ・ハレルソンが、ファンが熱望する共演者マシュー・マコノヒーとの再タッグの可能性を「全くない」と断言した。
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『TRUE DETECTIVE トゥルー・ディテクティブ』シ …
『トゥルー・ディテクティブ』で期待されているスター俳優の再タッグ
現在、ニコラス・ケイジを主演に迎え、次なるシーズンへの準備が進められているが、マーティン役から引退する意向を示したウディは、長年の盟友でもあるマシューとの再共演を完全に否定した。
「マシューは本当に面白い。正直に言って、決してない。全く可能性はない」と、ウディは米TV番組『Today』で語った。これは、過去にマシューが再共演の可能性を示唆していた発言に対するものだ。
シーズン1の「完璧な仕上がり」を崩したくない
ウディがなぜ世界中のファンが待ち望むカムバックを固辞するのだろうか? その理由として挙げたのが、シーズン1の「完璧な仕上がり」への強いこだわりである。
「なぜなら、素晴らしく仕上がったからだ。あの出来上がりに満足している。もし何かあれば、もう一シーズンやることは、かえってそれを損なうことになると思う」
2014年に放送されたシーズン1は、原作者ニック・ピゾラットによって制作された。ウディ演じるマーティンと、マシュー・マコノヒー演じるラスティン・“ラスト”・コール刑事が、1995年から2002年にかけてのドラ・ラング殺人事件を捜査する様子を追う。そして、新たな証拠によって、未解決の連続殺人事件と関連している可能性から、10年後に事件を再調査せざるを得なくなるという、緊張感あふれる物語が展開した。
マシュー・マコノヒーは再演に前向きだった
実は、ウディの発言の裏には、共演者マシューの再演への前向きな姿勢があった。
過去にマシューは、原作者のピゾラットが「別の物語」を構想し、両俳優とも役を再演することに「前向き」だと述べていることに言及。彼自身、「そのアイデアに熱心ではあるが、アイデアに過ぎない」としつつも、メディアNMEに対し、以下のように語っていた。
「もしニックが、ウディと僕が十分良いと思えるものを紙に書いてくれたら、それは選択肢ですらないだろう。私たちはそれを見て、“これは実現させなければならない”と言うだろう。ただ、僕たちはかなり良い前例を作ったので、相当に良いものでなければならない」
伝説的なシーズン1を超えるクオリティでなければ、二度と演じることはないという、プロフェッショナルな矜持が垣間見える発言である。
マシュー・マコノヒーとの次のタッグは「コメディ」!
一方、ウディは、マシューとのタッグが別のプロジェクトで実現することを明らかにしている。
「これはコメディで、30分番組だ。人々が気に入ってくれることを願っている」と述べ、ファンが待ち望む名コンビの共演が、クライムドラマではなく、まさかのコメディという形で実現することを約束した。
『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』はPrime Video、U-NEXTなどで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Deadline





