ライアン・マーフィー製作総指揮×キム・カーダシアン主演で贈る、華やかな離婚弁護士の活躍を描くリーガルドラマ『オール・イズ・フェア 女神たちの法廷』が、11月4日(火)よりDisney+(ディズニープラス)のスターにて独占配信。それに先駆けて、同作のキャスト6人に日本独占でインタビューを実施! リリースまで詳細がほとんど明かされていない同作の内容や自身の役柄について語ってもらった。全3回のインタビュー連載、2回目に登場するのはグレン・クローズ(ディナ・スタンディッシュ役)&ニーシー・ナッシュ(エメラルド・グリーン役)。かなり年の離れた二人(グレン78歳、ニーシー55歳)のリスペクトに満ちた友人同士のおしゃべりみたいなインタビューをお届け。
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『オール・イズ・フェア 女神たちの法廷』日本独占インタビュー【1】キム・カーダシアン&ナオミ・ワッツ
ライアン・マーフィー製作総指揮×キム・カーダシアン主演で贈る …
二人とも台本を読む前に「イエス」
――本日はお時間をいただき、ありがとうございます。素晴らしい予告編ですね。
ニーシー・ナッシュ:ありがとう。
――まだ予告編しか見ていませんので、ぜひ『オール・イズ・フェア』がどんな作品なのか、そしてお二人がこの作品に惹かれた理由を教えていただけますか?
ニーシー:『オール・イズ・フェア』は、離婚問題で様々な女性を代理する女性弁護士グループの物語です。しかも、女性だけで運営されている事務所なんです。ゴシップやドラマ、そして興味をそそる要素やセクシーな要素も満載です。さらに、私たちはそのすべてを素敵な衣装でこなすんです。
グレン・クローズ:(笑)そうなんです。
ニーシー:私がこの役に惹かれた理由はとても単純で、ライアン・マーフィーでした。私は前にもライアンと一緒に仕事をしたことがあり、彼のことをとても信頼していました(※マーフィーの『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』でニーシーはエミー賞助演女優賞を受賞)。だから、台本を読む前に(出演に関して)「イエス」と言ったんです。グレンさんにとっては(ライアンとの仕事は)初めてでした。
グレン:私も台本を読む前に「イエス」と言いました。
ニーシー:ライアンとまた一緒に仕事をするために参加したんです。そしてすごく楽しい経験でした。
――まだ本編を観ていないので、あなたたちの役柄について教えていただけますか?

グレン:私の役はディナ・スタンディッシュです。彼女は、男性だらけの法律事務所で唯一のパートナー(共同経営者)でした。そんな彼女がニーシーを連れてきて…サラ(・ポールソン)も連れてきて、そして…
ニーシー:キム(・カーダシアン)とナオミ(・ワッツ)も、あなたがみんなを連れてくるんです。
グレン:みんなをね。その後、彼女たちは独立して自分たちの事務所を始めたいと思い、私のところに許可を求めにやってくるので、私は「やってみなさい」と伝えるんです。つまり、私はいわば(彼女たちの)指導者みたいなものなんです。

ニーシー:私のキャラクターはエメラルド・グリーンです。3人の子どもの母親で、元は私立探偵なんです。彼女は法律の学位も持っていて、気性が激しくて、すごく忠実です。でも、誰の言いなりにもなりません。とても自信満々な感じなんです。
予告編が最高記録!「期待に応える準備はできている」

――それは素晴らしいですね。ライアン・マーフィーの作品は女性が主人公になることが多いですが、本作は特に男女間の葛藤を描いているように感じます。ハリウッドでは一般的に、主役を男性が演じる傾向が強く、さらにはフランチャイズ化や小説の映像化が増えるのに反比例して、このようなオリジナリティのある作品はどんどん減っています。こういう作品が今作られており、あなたがそこに出演していることについてどう思われますか?
ニーシー:ええ、大好きです。大抵の作品の場合、撮影現場に現れると私たちは二人しかいない女性のうちの一人なんです。でも、作品の主役がみんな女性というのは…(しかも)昨夜生まれたばかり(ひよっこ)じゃない女性たちなのは…私たちは経験豊富なんです(笑) 物事に口を出すんです。
グレン:そういったことがすごく面白いんです。
ニーシー:ええ。なぜなら私たちには経験があるんです。だから、ある世代の女性たちが本作を見て(そこに)自分自身を見つけてくれるのは本当に嬉しいです。
グレン:私はまた、ライアンはどこか大家(巨匠)みたいな人だと思っています。この作品(の予告編)が配信の記録を破るなんて、誰が想像したでしょう?(※予告編は公開後24時間の再生回数が5730万回以上と、米Hulu史上最も視聴された予告編に) 世界中で紹介された時、たくさんの人が「見たい」と言ってくれて、記録を塗り替えたんです。それは本当に驚異的です。これまでにそういったことをした作品はないんです。だから、私たちには期待に応えなければならないことがたくさんありますし、それに対する準備もできています。この作品は、皆さんの期待以上のものを提供してくれるはずです。

――予告編を見た時、皆さんのファッションだけでなく、ヘアスタイルが本当に素晴らしいと感じました。照明や色彩、オフィスの内装も非常に印象的で、この作品の美しいビジュアルを創り出しています。これらのビジュアル要素の中で、視聴者に特に注目してほしい点はありますか? また、特に気に入ったファッション、衣装、セットなどはありましたか?
グレン:あの素晴らしい廊下を通って、初めてあのセットに入った時は…
ニーシー:私たちが初めてセット、自分たちのオフィスに着いた時、みんなが「あなたのオフィスはどこ?」ってなっていたのを覚えています。
グレン:そうでしたね。
ニーシー:「あなたのオフィスはどこ?」ってね。
グレン:私は自分のオフィスにある家具を全部買いたかったです。すごく好きでしたね。センスが素晴らしいと思いました。
ニーシー:そうですね。それに、みんなの家が(キャラクターによって)すごく違うんです。だからほかのキャラクターが住んでいるところを見た時は、ワーオ!って感じでした。

グレン:本作で私のお気に入りの要素は、図書室なんです。円形の図書室があるんですよ。そこで、みんながテーブルの周りに集まるんです。
ニーシー:そしてファッションに関しては、誰でも最初にセットに着いた人は、(その後に来る)ほかの女性たちがどんな服を着てくるかを見るのを待っているんです。今日もそれをやっていました。私たちはお互いの姿を見て、「これは誰が作ったの?」ってなるんです。
グレン:私は、今まで作品でそういったことをしたことはありませんでした。
――ありがとうございます。おめでとうございます。
グレン&ニーシー:ありがとう!

聡明で感受性豊かな女性離婚弁護士チームが、男性優位の事務所を去り、自分たちの熱意で事務所を開業し、運命を左右する別れ、スキャンダラスな秘密、移ろいゆく忠誠心など、様々な事案を乗り越えていく。金が物を言い、愛が戦場となる過酷な世界で、彼女たちはゲームに参加するだけでなく、その世界を変えていく“ゲームチェンジャー”となる…。『オール・イズ・フェア 女神たちの法廷』は、11月4日(火)よりDisney+(ディズニープラス)のスターにて独占配信開始。
(海外ドラマNAVI)


