ジェイソン・アーロンとジェイソン・ラトゥールによるグラフィックノベル「Southern Bastards(原題)」を原作とした同名新作ドラマのパイロット版が米Huluにて製作されることが明らかになった。製作陣には豪華メンバーが集結している。Deadlineが報じた。
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『Southern Bastards』豪華製作陣が集結
『Southern Bastards』の脚本と製作総指揮を務めるのは、Netflixの『オザークへようこそ』で知られるビル・ドゥビュークと、映画『マーベルズ』『キャンディマン』のニア・ダコスタ。ショーランナー&製作総指揮には、『シカゴP.D.』『シカゴ・メッド』『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』などを手がけたマット・オルムステッドが就任する。
物語は、アラバマ州クロウ郡を舞台に展開。「疎遠になっていた父を探すためにやってきた元軍人の女性が、南部屈強の高校フットボールの名コーチが支配する、犯罪組織のエリアに足を踏み入れる」というスリリングな内容だ。原作コミック「Southern Bastards」は2014年にImage Comicsから刊行された。アラバマの小さな町を舞台に、バーベキューと高校フットボール、そして組織犯罪に生きる人々の姿を描いている。
製作総指揮には、原作者のアーロンとラトゥールのほか、レイン・エスクリッジ(『マンハント ~リンカーン暗殺犯を追え~』)、ガブリエル・ナディグ(『Little Woods(原題)』)も名を連ねる。ダコスタは、自身の制作会社「The Once and Future, Inc.」を通じて製作総指揮を務め、パイロット版の監督も担当する。
Hulu Orders 'Southern Bastards' Pilot, Based On Graphic Novel Series, From Bill Dubuque & Nia DaCosta https://t.co/37AK2WKTdZ
— Deadline (@DEADLINE) October 30, 2025
ドゥビュークはエミー賞受賞作『オザーク』の共同クリエイターで、長編デビュー作はロバート・ダウニー・Jr主演の『ジャッジ 裁かれる判事』。そのほか『ファミリー・マン ある父の決断』や『ザ・コンサルタント』シリーズなどを執筆し、最近は米Peacockの新作クライムスリラー『M.I.A.(原題)』で製作総指揮を担当している。
ダコスタは最近、テッサ・トンプソン主演作『ヘッダ』で脚本・監督・製作を務め、次回作として監督を務めた映画『28年後… 白骨の神殿』(2026年1月16日全米公開予定)が待機している。マーベル・スタジオ作品『マーベルズ』では、史上最年少かつ初の黒人女性監督としてメガホンを取ったことでも注目を集めた。
オルムステッドは、『シカゴP.D.』『シカゴ・メッド』の共同クリエイターであり、『プリズン・ブレイク』『NYPD BLUE ~ニューヨーク市警15分署』『シカゴ・ファイア』『FBI:インターナショナル』などのショーランナーも歴任。直近では、Huluの新作『Furious(原題)』の製作総指揮を務めている。
『シカゴ P.D.』シーズン1~10、『シカゴ・メッド』シーズン1〜9、『シカゴ・ファイア』シーズン1~10はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
 
 




