【配信】海外ドラマランキング｜『ブラック・ラビット』がトップに！『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』は新記録

全米で配信中の海外ドラマおよび映画（ドキュメンタリー・リアリティショー含む）におけるランキングトップ10（ニールセン調べ）が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ（※放映権を獲得した他社作品）」「映画」という3部門における全米でのストリーミング（配信）ランキングを紹介しよう。

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家族への義務感と成功への執念に駆り立てられ、限界まで追い詰め …

配信ランキング（ニールセン調べ）

2025年9月22日（月）から9月28日（日）までの順位は以下の通り。

ドラマ（オリジナル）

ドラマ（非オリジナル）

映画

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

前週に初登場のジュード・ロウ主演のリミテッドシリーズ『ブラック・ラビット』が視聴時間をわずかに伸ばし（12億3400万分→12億6000万分）、総合2位から首位に浮上。この週は新作が多く、9月25日（木）リリースの『背反の町』（2位）と『ハウス・オブ・ギネス』（4位）、前週（9月19日）配信スタートの『ビリオネアズ・シェルター』（7位）がオリジナルドラマ部門のトップ10に入った。『背反の町』は、問題を抱えた子どもたちが集まる小さな町の学校を舞台にしたサスペンスドラマ。学校の創立者は危険な魅力を放っており、警官は裏に何かあるのではないかと疑いの目を向けるが…。『ハウス・オブ・ギネス』は、『ピーキー・ブラインダーズ』のクリエイター、スティーヴン・ナイトの新たな時代劇。1868年、ダブリン。ギネス家の家長亡き後、残された醸造所の運命は4人の子どもたちに託されるが、彼らはそれぞれに暗い秘密を抱えており…。そして『ビリオネアズ・シェルター』は、『ペーパー・ハウス』『ロック・アップ／スペイン 女子刑務所』のクリエイターによるサスペンスドラマ。かつてない世界規模の紛争の脅威から逃れようと、高級地下シェルターに避難した億万長者たち。その閉ざされた空間の中で、2組の家族の間でくすぶっていた過去の確執が再燃する。

前週トップだった『ビューティ・イン・ブラック』は、視聴時間が6割ダウンとなり（13億5400万分→5億1700万分）5位に下がった。9月17日（水）にシーズン4配信開始の『ザ・モーニングショー』と9月21日（日）にシーズン3解禁の『タルサ・キング』は、新シーズン第2話までお披露目されたタイミングで揃って圏内に浮上している（8位、9位）。10週連続トップ10入りしていた『私たちの青い夏』は、前週シリーズフィナーレを迎えたことで圏外に。

非オリジナルドラマ部門では、イタリアの実話をもとにした医療ドラマのアメリカ版リメイク『DOC－わたしを思い出す日まで－』と、秋になると視聴時間が伸びる『ギルモア・ガールス』がランクイン。代わりに、前週3位の『S.W.A.T.』が外れた。

トップ10のうち半分程度が入れ替わるのが通常の映画部門は、珍しく3作品のみが入れ替わり。その中でも最も安定感を保っているのが『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』で、2021年の『レッド・ノーティス』を抜いて15週連続トップ10入りという新記録を達成。公開から3ヵ月以上が経っても3週連続で首位を保ち、さらにはオモチャ、ゲーム展開も決まるなど、しばらく勢いが衰えることはなさそうだ。新たにランクインした新作は、9月26日（金）リリースの音楽が印象的なラブストーリー『ルツ＆ボアズ』（5位）。才能あふれるシンガーのルツはアトランタの音楽シーンを離れ、テネシー州の小さな町で再出発を図る。新天地で愛する人ボアズに出会い、新たな目標を見つけるが、つらい過去が彼女につきまとい…。

『ブラック・ラビット』はNetflixにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

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参考元：米Hollywood Reporter、米Variety、米That Park Place