長年愛され続ける人気ドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』で、検視官ドナルド・“ダッキー”・マラード博士を演じたデヴィッド・マッカラム。2023年に90歳で逝去した彼への追悼として、スピンオフシリーズ『NCIS:オリジンズ』では若き日のダッキーを演じるアダム・キャンベルが5度目となる同シリーズへの登場を果たす。
そんな特別なエピソードの放送に先立ち、アダムがデヴィッドから受けたアドバイスを振り返った。
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デヴィッド・マッカラムへの追悼!『NCIS: オリジンズ』に若きダッキーが再登場
長年愛され続けた人気ドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』で …
ダッキーのコミカルな一面も忘れずに
アダムは、10月29日に米CBSで放送される最新エピソードにが再登場する。劇中では、1967年にデヴィッドが作曲した「The Edge」が使用されている。「この楽曲は、このエピソードの中心的なテーマであり、ダッキーが歩き回るのにぴったりのクールな楽曲なんだ」とアダムは語る。
彼が言うように、この曲のオリジナルバージョンは、ダッキーの「登場を告げる」ものとなっている。彼は、NISに社内の検死官が必要かどうかを調査するために、ワシントンDCからキャンプ・ペンドルトンにやってくる。彼は、凍った死体を扱う事件を調査するチームに同行し、視聴者は「ダッキーが独自の検死スタイルをどのように確立したか」を知ることになる。
また、このエピソードではダッキーとギブス(オースティン・ストウェル)が人生を変える出会いから12年ぶりに再会する様子も描かれるという。
アダムは、2014年に初めて若き日のダッキー役にキャスティングされたときのことを振り返った。デヴィッドはすぐに電話をかけてくれ、翌日スタジオに来るように誘ってくれたという。彼らはスタジオでランチを食べながら数時間にわたり、政治、ロサンゼルスでの子育てなどあらゆることについて話し合った。そこでデヴィッドはアダムがダッキーを演じる上で、自分の直感に従うようアドバイスしてくれたという。
「既存のダッキーのキャラクターの印象を真似るのではなく、その本質を捉えるべきだってね。デヴィッドは、ダッキーを“混乱の中の静けさ”と表現し続けたんだ。あと、ダッキーのコミカルな一面を見つけることを恐れないようにとも言っていたよ。彼の頭脳は、グロテスクな状況でさえも、面白くて気楽なものに変えることができる。彼が悲しみを軽視しているわけではないけど、それが彼が事件に取り組む一つの方法なんだ」と振り返った。
ダッキーが再び登場するかについて、アダムは「もちろん、また出演したいと思っているけど、現時点では何も決まっていないよ」と明かした。
『NCIS:オリジンズ』シーズン2は10月14日より米CBSにて放送中。日本ではParamount+(パラプラ)にてシーズン1が独占配信中。(海外ドラマNAVI)

