『アガサ・クリスティー ゼロ時間へ』が、12月21日(日)16:00よりミステリーチャンネルにて独占日本初放送となる。
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原作は、犯行の瞬間(ゼロ時間)へとさかのぼっていく独特な叙述法
ミステリーチャンネルの年間特集「世界のベストセラー推理小説」の第11弾として独占日本初放送となる本作は、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーが1944年に発表した小説「ゼロ時間へ」をもとにしている。2015年からクリスティーの原作に現代的な解釈を加えたドラマを次々と放送している英BBCが2025年3月に放送した最新作だ。
今回脚色を担当したのは、『オックスフォードミステリー ルイス警部』『リッパー・ストリート』のレイチェル・ベネット。原作は、犯人が殺人の計画を策定する時間から始まり、犯行の瞬間(ゼロ時間)へとさかのぼっていくという独特な叙述法で描かれていたが、そんな作品をどう映像化したのか気になるところだ。
キャストは、未亡人トレリシアン夫人役のアンジェリカ・ヒューストン(『アダムス・ファミリー』シリーズ)、テニス選手ネヴィル・ストレンジ役のオリヴァー・ジャクソン=コーエン(『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』)、ネヴィルの元妻オードリー役のエラ・リリー・ハイランド(『フィフティーン・ラブ~天才プレーヤーの告発』)、ネヴィルの新妻ケイ役のミミ・キーン(『セックス・エデュケーション』)、トーマス・ロイド役のジャック・ファーシング(『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』)、メリイ・アルディン役のアンジャナ・ワサン(『キリング・イヴ/Killing Eve』)、トリーヴス役のクラーク・ピータース(『アガサ・クリスティー トミーとタペンス -2人で探偵を-』)、リーチ警部役のマシュー・リス(『ジ・アメリカンズ』)など。未亡人トレシリアン夫人を演じたアンジェリカについて、Guardian紙は「アンジェリカ・ヒューストンは、この悪魔的なアガサ・クリスティーの作品で彼女の演技力の頂点を極めた」と絶賛している。
1936年、イギリス。英国テニス界のスター選手であるネヴィル・ストレンジは、スキャンダラスな離婚劇を繰り広げた後、元妻のオードリーと一緒に、二人が幼少時代を過ごした懐かしい場所であり、ネヴィルのおばであるトレシリアン夫人が暮らすガルズ・ポイントで夏を過ごすという、まさかの決断を下す。
オードリーとの間に片付いていない件があるだけでなく、ネヴィルが再婚した新妻のケイまでもが同地を訪れたことで、当事者たちの緊張感は最高潮に達する。彼らに加えて、トレシリアン夫人に付き添い長年の苦難に耐えてきたメイド、謎めいた紳士の従者、恨みを抱くいとこ、一家を支えてきた弁護士、好奇心旺盛な孤児、そしてフランス人詐欺師が加わり、やがて殺人事件が発生する…。嫉妬、欺瞞、そして機能不全が絡み合う毒々しい謎の真相を解き明かし、新たな殺人が起きる前に犯人を見つけることはできるのか?
激しい三角関係、恐るべき女家長、そして敵だらけのホームパーティー。すべては…ゼロへと向かう。
『アガサ・クリスティー ゼロ時間へ』(全3話)は、12月21日(日)16:00よりミステリーチャンネルにて一挙放送。
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(海外ドラマNAVI)