人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン23の第1話（米CBSで10月14日より放送）にて、オールデン・パーカー（ゲイリー・コール）に家族との再会が訪れる。しかし、それは決して“温かい再会”ではないようだ。
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オールデンの“やんちゃな過去”が明らかに
新シーズン第1話では、『ラスト・マン・スタンディング』などで知られるナンシー・トラヴィスが、パーカーの妹ハリエット・パーカー役として初登場。彼女は海軍の副提督という高い地位にあり、亡くなった父ローマンの遺品を受け取りにジミー・パーマー（ブライアン・ディーツェン）のもとを訪れる。
ジミーが手渡した遺品の中には、ハリエットが探していたトラベルマグが含まれていなかった。ジミーによると、父の遺体発見時には見つからなかったという。ジミーが「お父さんは、あなたたち二人が国に尽くしていることを誇りに思っていたはず」と言うと、ハリエットは露骨に顔を曇らせる。「兄は、たとえ望んだとしても制服を着ることなんてできなかった」
そう言い放つ彼女の言葉から、オールデンの“やんちゃな過去”がうかがえる。子供時代に少年院送りになった経験もある彼だが、ハリエットは「兄のことを全部知っているわけじゃない」とジミーに釘を刺す。そして「人は変わる人もいるけど、同じ場所に留まったままの人もいる」と冷たく言い放つ。
物語は、パーカーが父親の死の真相を追うところから始まる。公式あらすじによれば、彼は“父親を殺害した犯人”だと信じるマフィアのボス、カーラ・マリーノを追うあまり、自らの将来とチームの安全を危険にさらしてしまうという。
家族の確執、そして父の死の謎などシーズン23は、これまで以上にパーカーの“人間的な弱さ”に焦点を当てたシーズンになりそうだ。
※作中でオールデン・パーカーとハリエット・パーカーが「兄妹」とされているかは現時点で明確にされていないが、俳優の実年齢に基づき、本記事ではハリエットを「妹」として表記している。
『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～21はHuluで配信中。（海外ドラマNAVI）
