マーベルドラマ『ホークアイ』について主演のジェレミー・レナーが「まだまだ描けることがある」と語り、シーズン2への意欲を示した。
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ジェレミー・レナー、大事故が俳優業に与えた影響を語る
マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役で知られ …
タイミングが合い、需要があれば…
ジェレミーは2023年の除雪車事故で全身38か所を骨折し、シリーズの今後は不透明となっている。しかし、今年7月に開催された「フロリダ・スーパーコン」に登壇した際、2021年に配信された同作を振り返りながら、再びクリント・バートン/ホークアイを演じたい思いを明かした。
「もっと探求できる部分があると思う。体を回復させ、再び弓を引き、アクションをこなせる状態に戻さなければならないが、きっとそこまでたどり着ける。調子はいい」とジェレミーは語った。
さらに「マーベルとはこれからも一緒にやっていきたい。状況が整えば、喜んで『ホークアイ』シーズン2をやるつもりだ。このキャラクターは大好きだし、まだまだ物語を描ける」と続けた。
ただし実現には課題もあるという。「シーズン2の形については何度も話し合ってきた。あとは自分の体を万全に整えること。タイミングが合い、需要があれば実現するだろう」と述べた。
一方、ジェレミーは今年初め、シーズン2の出演交渉で「侮辱的なオファー」を受けたことも明かしている。出演料が前シーズンの半額に提示されたといい、「2倍の労力と8カ月を費やすのに、報酬は半分だと言われた」とポッドキャスト番組『High Performance(原題)』で不満を吐露した。
その減額は自身の事故に起因すると考えているという。「事故に遭ったからといって“半分のジェレミー”になったわけじゃない。なぜ前回の半分しか払わないと考えたのか」と語り、「これはマーベルやディズニーの判断ではなく、経理担当者の数字合わせに過ぎない」と批判した。
結局ジェレミーはこの提案を断ったが、キャラクターへの愛着は変わらないと強調。「シーズン2でより高額なギャラを求めたわけではなく、前回と同じ額を希望しただけ。実現しなかったのは残念だが、今は体のことを考えると逆によかったのかもしれない。今後どうなるかは分からない」と語った。
『ホークアイ』シーズン1は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)