大ヒットレスキューアクションドラマ『9-1-1:LA救命最前線』。本国では、10月9日よりシーズン9がスタートするが、その展開についてクリエイターが語った。米Entertainment Weeklyが報じている。
(※本記事はネタバレを含みますのでご注意ください) 本国アメリカで放送中の人気レスキュードラマ『9-1-1:LA …
【ネタバレ】『9-1-1』主要キャラ退場に対する共演者の反応は?
皆、可能性を発見しないといけない
シーズン1からピーター・クラウスが演じた隊長のボビー・ナッシュは、シーズン8で致死性ウイルスに感染した際、チームの安全を優先して自ら死を選んだ。シーズン9は、消防隊員たちがボビーの死から立ち直ろうとしているところから始まる。
「シーズン9が始まって全てがリセットされるわけじゃない。それほど時間が経っておらず、皆それぞれ自分なりの方法でボビーがいないという事実に向き合っている最中だ」と、ショーランナーのティム・マイナは語る。
さらに、「キャラクター全員がなんとか安定した状態になろうとしているんだ。ただし追悼ムードで再開するわけではない。追悼式のシーンはあるが、追悼シーズンにはしたくなかった。むしろ、このシーズンは葛藤のシーズンだと言えるだろう。ボビーという重要な存在がいなくなることで、全てが変化する。パートナーシップも役割も変わり、皆、自分の中に眠っていた可能性を発見せざるを得ない。これがシーズン前半の主要テーマとなる」と続けた。
118分隊には大きな変化が訪れる。新たな隊長が必要となるからだ。ジェラード隊長(ブライアン・トンプソン)が暫定的に指揮を執り、ヘン(アイシャ・ハインズ)が後継者候補と見られていたが、シーズン8の最終回ではチムニー(ケネス・チョイ)がリーダーシップを発揮する姿が見られた。その方向性は今も変わらないのか、あるいはシーズン8から9の間に脚本家の計画が変わったのかという質問に対しては、「そういうことは常に起こる。たった1話の中でも起こり得る」と認めつつも、「昨シーズンの終わりは自ら設定したコースにはほぼ沿っていると言える」と述べた。
「前シーズンのフィナーレの展開を踏まえれば、今シーズン開始時点でチムニーが代理隊長を務めることは誰にとっても驚きではないだろう。ただし、まだ何も決まっていない。隊長は重要な職務であり、118隊の誰にとっても容易な道程ではない」と述べた。
そして、「最初の数話は少し趣向を変えている。アシーナ(アンジェラ・バセット)が飛行機を着陸させたシーン(シーズン8第3話「最後のアプローチ」で)が衝撃的だと思ったなら、今回彼女が着陸させなければならないものを見たらもっと驚くだろう」をファンが度肝を抜かれるような展開があることをほのめかした。
『9-1-1:LA救命最前線』シーズン1~8はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)